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テツヤ「な、」
「TETSUYA、ちゅーしてい？」
テツヤ「だめ！」
抑えらんなくなるから絶対だめ！
なんでー、ちゅーしてい？い？と腰に抱きついてくるAを見下ろして、このままどうにかしてやりたい衝動を必死に抑える。
くそ…直人と直己の2人が居なけりゃ…！って、ダメダメ！絶対だめ！
直人「な、なんですか、ワイン飲むとこんなんなっちゃうんですか」
テツヤ「そう…Aがワイン頼んだの？」
直人「いえ。ワインなんて頼んでないよな？」
直己「…いや、まさかと思ったんですけど、そういえばこのカクテル ワインベースのやつです…」
直人「…まじ？」
テツヤ「それだわ。」
Aが飲みきったであろう空のグラスを見て思わず額に手を当てるが、その腕にAが絡みつく。
「ねぇ、テツヤぁ…身体が熱い…」
テツヤ「え、」
「脱いでいい…？」
テツヤ「っこら！何言ってんの！」
パーカーの袖から腕を抜き 今まさにそれを脱ごうとしているAの腕を服の上から抑え込む。
「いやぁ…熱いのぉ…っ、」
身体を揺らし涙目で苦しそうなA。顔中に血が巡っているのだろう、リップもしていないハズなのに唇が真っ赤にテカっている。
テツヤ(勘弁してくれ…)
普通の女の子なら構わず脱がしてる。
でも相手はAなんだよ。
テツヤ「…帰るよ、A」
「むりっ！」
むりって！そんな断り方あるかよ！
もう脱がないからっと俺の腕を振り解くと、再び直己の方に寄っていくA。直己は完全にビビっている。
「なおししゃん！」
直己「なおし！？直己だよ、どうした？」
「なおとしゃん！」
直人「…はい」
「2人にお願いがありましゅ！」
そう言うと、Aは彼らの前にバタンッと勢いよく跪いた。
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作者名：とまと野郎
| 作成日時：2014年11月16日 0時
