番外編-2 ページ13
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剛典「へえ、Aでもそうゆうの気遣うんだ、なんとも思ってないのかと思ってた」
どうゆう事だ岩田コラ。
そう思ったが、これは絶対に言っちゃいけない事だと判断したAは、目を細めて彼を睨むだけに留めた。
剛典「なんだよ、だってそうだろ。お前キスとかしてもなんとも感じなそうな顔してんじゃん」
「(そんなことないもん…)」
剛典「へえ…じゃあ今度キスしてみようかな」
「(ぜ、絶対いや…!)」
剛典「するわけねえだろ、冗談だから」
直人「ちょ、ちょっと待って岩ちゃん!なに、誰と会話してんの!?」
剛典「誰って、Aですよ。こいつ意外に思ってることすぐ顔に出るから…なんとなくわかるようになってきました」
直人「スゲェ…」
感服した表情のメンバーに、満更でもなさそうな剛典。
Aだけがただ “もしかして今バカにされた…?” と微妙な顔をしていた。
次の日。
亜嵐「あははっ!本当岩さんすげえな!」
「ねえ、これってやっぱ馬鹿にされたの?」
亜嵐「なんでだよ笑 そんだけお前らの距離が縮まったんだろ」
「…そっか。」
クランクアップ二日前となったNEVER END撮影現場にて。
キスシーンの撮影直前だというのに、全く緊張感のないAと亜嵐。そんな2人に監督が近寄ってきた。
「なんだよ〜2人ともキス前なのに余裕じゃない。俺はもっと緊張する2人が見たかったゾォ」
亜嵐「これでも緊張してますよ笑 ただ、俺が緊張見せるとこいつはもっと緊張するんで」
「どうゆう意味よ。」
まったくしょうがない奴なんですよみたいな調子で言う亜嵐を睨みつけるA。でも確かに、もし亜嵐がこの状況で緊張でもし始めたら、自分はどうなっていたか分からない。
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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年11月16日 0時