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＿＿＿＿＿ side 黄.
怒りで興奮状態やった望も、今は何とか鎮まって
取り敢えず一番落ち着いている俺と久住さんが
一緒に救急車に乗って病院に向かうことになった。
…まあ落ち着いてるなんて言っても、上辺、な。
心の中では不安と焦りでいっぱいいっぱい。
でも他のメンバーは手が付けられない位動揺していて
"俺がしっかりせな" と、落ち着いているフリをした。
自分でこう言うのも何やけど…、
よう頑張ったなあ、俺。
久住「 …中間 」
中間「 ん、」
久住「 お疲れ様 」
俯いていると、ズボンの太腿に出来た小さなシミ。
そこで、"ああ、泣いてるんや" ってことに気付いた。
目の前で眠るAの頭を撫でると
更に涙がこみ上げて来て、唇を噛んだ。
久住「 中間、あんまり無理するなよ、
俺はその為に居るんだから、何でも言えって。
今回のことは…まあその時助けられなかったにしろ
何もお前が責任を感じることはないだろ？」
隣でそう言ってくれる久住さんに
いつもは甘えない様に自分でどうにかしようとするが
今日だけはどうしても寄り掛かってしまう。
また俺の涙で滲む瞳を見た久住さんは
俺の肩に手を置いて、
"海葉さんなら大丈夫だ" と言った。
黄「 …ありがとう 」
久住「 当たり前だよ、これが俺の役目なんだから。
…それより、海葉さんが起きてからのことも考えないとだな 」
空気をこれ以上重くしないように話してくれる久住さんに
わざと気付かないフリをして、
「せやな」と俺も出来るだけ声を張って返した。
それから救急車で出来る処置をしてもらって、
もうすぐ病院に着く頃や。
救急隊員の声と一緒に、
ストレッチャーに乗せられて連れて行かれたA。
検査やら処置やらを行うという事で、
「暫くここでお待ち下さい」と言われて
手術室前で待機する事になった俺と久住さん。
2人並んで椅子に座って待っていると、
後からやって来たメンバー…、と
何故かジャニーさんが遠くから歩いて来た。
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ｲﾛﾊ(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます …！そう言って頂けて嬉しいです ◎ ゆっくりですが加筆して参りますので、お読み頂けたら幸いです。これからもよろしくお願い致します ◎ (2021年3月25日 0時) (
レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！更新楽しみにしていますので、無理をしない程度に頑張ってください！ (2021年3月24日 23時) (レス) id: d72ab54115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｲﾛﾊ | 作成日時：2021年2月20日 18時
