73 / 何処へ ページ23
＿＿＿＿＿ side 緑.
桃「 なあ…はまちゃっ、どうしよ、」
紫「 …っ落ち着け望、大丈夫やって、」
桃「 でも、でも…、」
楽屋へ戻ると、のんちゃんがもう説明していて
淳太は鋭い目つきで話を聞き、
�陲舛磴鵑呂�なり動揺しながらも
自分よりも動揺を隠せないのんちゃんを落ち着けていた。
桃「 守る、って言ったんに… 」
弱々しくそう言ったのんちゃんの言葉に
その場にいた全員が一瞬フリーズする。
…そうや、俺らは、特に俺とのんちゃんは。
Aをもう傷付けないと、守ると決めて
あの打ち合わせの前日、文字にまで起こしたのに。
結局自分で言ったことも守れない自分に
凄く苛立ち、そしてそれ以上に悲しくなった。
黄「 …すぐ探さな 」
桃「 俺…っ、二階見る！」
緑「 俺屋上から見てくわ 」
紫「 俺…じゃあ下から見てくな！」
そして皆で手分けして探す事になり、
それぞれ担当場所へ向かおうとした所で
さっき楽屋から出て行った流星が戻って来た。
青「 あれ、海葉さん居らへんの？」
桃「 …流星！大変なんや！！
Aが…スタッフさんに連れてかれてもうて…！！
もう30分以上戻って来うへんねん、っ 」
青「 …は？
それヤバない？すぐ探さな 」
と言って、意外にも一番に楽屋を飛び出して行った。
紫「 俺らも…！探さな！！」
緑「 そう言えば久住さん…打ち合わせ戻ってもうたんやっけ？！」
黄「 ついさっきな…！
俺もっかい呼んでくるわ 」
緑「 頼む…！」
"無事で居てくれ"。
何をされているか分からない彼女のことを考えながら
ただそう願い、廊下を走った。
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ｲﾛﾊ(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます …！そう言って頂けて嬉しいです ◎ ゆっくりですが加筆して参りますので、お読み頂けたら幸いです。これからもよろしくお願い致します ◎ (2021年3月25日 0時) (
レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！更新楽しみにしていますので、無理をしない程度に頑張ってください！ (2021年3月24日 23時) (レス) id: d72ab54115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｲﾛﾊ | 作成日時：2021年2月20日 18時
