72 / 倉庫 ページ22
＿＿＿＿＿ side 緑.
スタッフさんに言われて衣装に着替え終わり、
今はAを待っているとこ…なんやけど。
女性スタッフさん二人と衣装に着替えに行ってから
全然戻って来うへん。
可笑しいなあ、と思って時計を見ると
着替えに行ってからもう30分が経過していた。
黄「 なあ、A遅ない？」
…淳太も同じ事を考えていたらしく、
少し低い声で皆に問い掛けた。
緑「 それ俺も思っててん。
確か隣の部屋って言ってたよな？
…俺、見てくるわ 」
桃「 あ、俺も行くっ 」
何だか変な胸騒ぎがして、すぐに楽屋を出る。
さっきAが呼ばれていた隣の部屋のプレートを見ると、
そこには "倉庫" と書いてあるだけだった。
まさかこんな所で着替えさせられているのか、
と思って扉を開ける。
桃「 A〜？」
緑「 着替え終わった…？」
扉を開けても、そこには機材が置いてあるだけで
人ひとりとして居なかった。
緑「 …は 」
桃「 …クソ、あいつら今頃…っ！」
緑「 あ、のんちゃん！！」
のんちゃんは走って部屋から出て行ってしまった。
…まあ、俺も大体検討はつくが。
Aはさっきのスタッフに騙されて違う部屋に連れて行かれたんや。
で、今は何をされているか分からない。
胸の奥底の方から込み上げて来る怒りを何とか抑え、
早足で皆の元へと戻った。
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ｲﾛﾊ(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます …！そう言って頂けて嬉しいです ◎ ゆっくりですが加筆して参りますので、お読み頂けたら幸いです。これからもよろしくお願い致します ◎ (2021年3月25日 0時) (
レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！更新楽しみにしていますので、無理をしない程度に頑張ってください！ (2021年3月24日 23時) (レス) id: d72ab54115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｲﾛﾊ | 作成日時：2021年2月20日 18時
