37 / スケジュール ページ37
料理が運ばれて来て、
皆それぞれ自分のを食べながら
これからについて話す。
あまりに美味しそうな料理だったから
じーっと見つめていたらそれを二人に見られていて
笑われたことは無かったことにしておこう。
紫「 明日は何やったっけ？」
『 明日は...、あ、違うアルバムのダンスレッスンで、』
紫「 お〜違うやつかあ〜 」
桃「 明日も�陲舛磴鵑伐兇笋發鵑福�！
あれ、淳太は来れるんかな？」
紫「 あ〜どうやろ、
もし居らんかったらごめんな？」
本当に申し訳無さそうな顔をするから、
ふるふると首を横に振る。
桃「 …んで？
今度はボイトレとかもやるんちゃう？」
『 ぁ、おん、
ボイトレは来週末から…始まる、かな 』
紫「 お〜ボイトレかあ〜 」
桃「 じゃあ着くんは神ちゃんとか照史やない？」
紫「 あ〜そうかもなあ 」
ボイトレは神山さんと桐山さんかあ…、
神山さんは良く分からないし、桐山さん、は…。
でももしかしたら仲良くなれるチャンスなのかもしれない、
そう思い、「大丈夫」と自分に言い聞かせた。
そんな時。
崇くんとのんちゃんは二人して
「大丈夫やから、分かってくれるって」と言ってくれた。
紫「 Aも俺らも明日早いし、
そろそろお開きにしよか！」
桃「 寂しいけどそうしよかあ、
明日は何時からやったっけ？」
そう言われ、今月分のスケジュールが
パンパンに書いてある、合格発表時に貰った手帳を開く。
『 えっ、と確か明日は…
13時からや、またよろしゅうね。
…そんで2週間後に撮影と記者会見があるみたい、』
桃「 撮影、まで良かったのに記者会見… 」
紫「 わ〜、なんか緊張するなあ 」
桃「 何で�陲舛磴鵑�そんなに緊張すんねん (笑) 」
紫「 やって会見って緊張するや〜ん 」
二人の絡みを見て思わず微笑む。
こんな幸せな時間が続けばいいのに、と心から思った。
その後は崇くんが料金を支払ってくれて、
のんちゃんと二人で「ご馳走様です、ありがとう」と言うと、
崇くんはいつもの優しい笑顔をこちらに向けた。
そして家にまで送ってくれて、
「頑張ろな、俺らも居るから」
「絶対負けんな」と頭を撫でてくれた。
のんちゃんも「大丈夫！頑張ろ！」って
手をギュっ、と握ってくれた。
"負けないように、頑張ってみよう"。
そう思って、遠ざかる車に手を振った。
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ｲﾛﾊ(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます。1番なんて恐れ多いですが、本当に嬉しいです！ありがとうございます…！亀さん更新ではありますが、お付き合い頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。 (2021年2月20日 18時) (
レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
ｲﾛﾊ(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです …！亀さん更新ですが、お付き合い頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。 (2021年2月20日 18時) (レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 以前より読ませていただいています。1番大好きな紅一点小説なので更新されるたびにドキドキとワクワク、またどのような部分に新たな言葉が加わっているのだろうと楽しみで仕方がありません。これからも応援しています！ (2021年2月12日 1時) (レス) id: c0d520ec71 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - この作品前に連載していた時から読ませていただいています！めちゃくちゃ大好きな作品で更新されるのがとても嬉しいです！頑張ってください！ (2021年2月12日 0時) (レス) id: 971f641812 (このIDを非表示/違反報告)
ｲﾛﾊ(プロフ) - 亜由美さん» コメントありがとうございます。亀さん更新ではありますが、お付き合い頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。 (2021年1月25日 17時) (レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｲﾛﾊ | 作成日時：2021年1月8日 0時
