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車内で二人にお礼を言うと、
「そんなんええねん、もう大事なメンバーやからな」と言ってくれた。
すると崇くんが思い付いた様に大きな声を出して
「あ！！連絡先！！」と叫んだ。
黄「 いきなり大声出すなや (笑)
運転手さんすんません...、
んで、連絡先って何のことや 」
紫「 んやんや、Aと交換してないやん…！！」
『 え、わたし…、…あ 』
結構な時間一緒に居たと言うのに、
私も淳太くんもそれに気が付かなかった。
崇くんはすぐに
「LINEでええ？それともメールにしとくか？」
ってスマホを出してこっちに画面を向けている。
『 ら、LINEで大丈夫… 』
紫「 ほい、ふるふるしよや (笑) 」
『 おん (笑) 』
黄「 �陲舛磴鷁兇里發茲蹐靴� 」
淳太くんは電子機器が苦手なのか、
崇くんにポイっと自分のスマホを預けた。
二人とLINEを交換して、
色々お話している間に家に着いていた。
「ありがとうございました」とお礼を言って、
軽く頭を下げてから車から降りようとしたら
「待って」と引き留められる。
紫「 今日から、よろしくな、
明日もレッスン頑張ろな〜！！」
黄「 何かあったら連絡せえよ、おやすみ 」
『 ありがとうございます、
おやすみなさい 』
パタン、タクシーのドアが閉まる。
見えなくなる位まで見送って、家に入る。
家と言っても、一軒家では無くマンションだ。
こっちに越してくる時、
一軒家よりもマンションの方が色々と便利だろう、と
マンションにしたのだ。
エントランスを抜けて部屋に入る。
リビングにあるソファに座ると、ふわっと力が抜ける。
『 ふぅ…、』
溜息、一つ。
1日で色々な事が起こり過ぎて、
もともと小さな私の脳はもうパンクしてしまいそうだ。
それでも、最後に崇くんが言ってくれた
「今日から、よろしくな」という言葉で
「あぁ、私はもう今日からアイドルなんだなあ」と
実感したし、"よろしく"と言ってくれる人が居る事で
「独りじゃないんだ」と思う事が出来た。
もちろん淳太くんが言ってくれた
色んな言葉も、深く胸に沁み込んで「頑張ろう」と思えた。
出会ったばかりなのに、
二人には助けられてばっかりだ。
緩む頬を何とか引き締め、すうっと息を吸い込んだ。
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ｲﾛﾊ(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます。1番なんて恐れ多いですが、本当に嬉しいです！ありがとうございます…！亀さん更新ではありますが、お付き合い頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。 (2021年2月20日 18時) (
レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
ｲﾛﾊ(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです …！亀さん更新ですが、お付き合い頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。 (2021年2月20日 18時) (レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 以前より読ませていただいています。1番大好きな紅一点小説なので更新されるたびにドキドキとワクワク、またどのような部分に新たな言葉が加わっているのだろうと楽しみで仕方がありません。これからも応援しています！ (2021年2月12日 1時) (レス) id: c0d520ec71 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - この作品前に連載していた時から読ませていただいています！めちゃくちゃ大好きな作品で更新されるのがとても嬉しいです！頑張ってください！ (2021年2月12日 0時) (レス) id: 971f641812 (このIDを非表示/違反報告)
ｲﾛﾊ(プロフ) - 亜由美さん» コメントありがとうございます。亀さん更新ではありますが、お付き合い頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。 (2021年1月25日 17時) (レス) id: c6ea372a6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｲﾛﾊ | 作成日時：2021年1月8日 0時
