結局は…。 ページ33
まほさんを撫でていると…
ある人の気配に気がついた。
そう。この人の彼氏。
せっちゅーさんだ。
これは…邪魔しちゃダメだね。
僕は何も言わずに離れた。
まほさんは、ちょっと驚いたように…
「ノア君…?」
さて…僕はもう用済み。
『君の本当の王子様が迎えに来たみたいだね。』
僕が向ける視線の先には…
美しい紫の目をしたせっちゅーさんの姿が。
「あ…せっちゅ…君。」
まほさんは途切れながらも
本当の王子様の名前を呼ぶ。
『あとは2人で…。』
ごゆっくりどうぞ。
僕は所詮。
邪魔でしかないのでね。
僕はそのまま別荘の外に出て行く。
《結局…最後には独りなんだからさ。》
この気持ちは、再びノアを縛り付けていた。
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マリン - よかったです (2019年9月30日 12時) (レス) id: 949383c68b (このIDを非表示/違反報告)
NoAH(プロフ) - マリンさん» はい。 (2019年8月16日 18時) (レス) id: 9fd65e9655 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - NoAHさん» …よかった (2019年8月16日 18時) (レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)
NoAH(プロフ) - マリンさん» い、いや…そんなことは全く思ってないよ? (2019年8月16日 2時) (レス) id: 9fd65e9655 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - NoAHさん» 私のこといやって思ってたりしてるならすいません… (2019年8月16日 1時) (レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NoAH | 作成日時:2019年4月27日 23時