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『じゃ、じゃあ...どうぞ。』
私は黒猫が描かれた栞を差し出す。
蓮「俺、メンバーカラー黒なんだよ。なんか運命かな?笑」
なんていたずらっぽく笑う目黒さんにまたドキドキさせられる。
キーンコーンカーンコーン
『あ、私戻らないと。お仕事頑張ってください。』
目黒さんとまだ一緒にいたい。
でもこれ以上一緒にいると私が入ってはいけない世界へ足を踏み入れてしまう気がする。
蓮「あ...Aちゃん...」
目黒さんが何か言いかけていたが私はそれを聞かずに
屋上を飛び出した。
こんなこと本の世界でしかありえないと思ってた。
お守りに私の使ってる栞とかベタすぎたかな。
本の読みすぎとか思われたかな。
目黒さん、優しい人だったな。
あの時間は目黒さんの瞳には私しか映っていないわけで。
彼にかけられた言葉を思い出すとまた心拍数が上がる。
『え...え???』
どうやら私は本気で彼に恋してしまったらしい。
絶対叶うはずのない恋。
もう1度会えるかどうかもわからないのに。
でも私は何故かもう一度あなたに会える気がしてたんだ。
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ぱんだ(プロフ) - 梨さん» コメントありがとうございます!その作品を元にアレンジして作らせていただきました!不快な思いをさせてしまったなら申し訳ないですm(_ _)m (2020年3月12日 8時) (レス) id: fdfcf67e4c (このIDを非表示/違反報告)
梨(プロフ) - これ、ちゃおの「真代家コンプレックス」描きはった作者さんのお話使ってます?ほぼ同じお話の漫画を持ってまして・・・ (2020年3月8日 17時) (レス) id: 3108fea763 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - ち ろ る ぐ み 。さん» ありがとうございます(;; )続編作りましたので良ければ見てください! (2020年3月2日 0時) (レス) id: fdfcf67e4c (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - 蓮 /さん» ありがとうございます(;; )続編作りましたので良ければ見てください! (2020年3月2日 0時) (レス) id: fdfcf67e4c (このIDを非表示/違反報告)
ち ろ る ぐ み 。(プロフ) - 続き、みたいです!! (2020年3月2日 0時) (レス) id: 0813f7aaba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱんだ | 作成日時:2020年2月15日 15時