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あ の さ 、 き ら い 。 ページ4

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▲ 嫌い って言ってみた 。 ▽
( ※ 嘘で嫌いと言っています 。 )



黄色


「 は …… ? なん 、 なんで … ? ね 、 ちょ待っ 、 ……………… うそ 、 だよね …… ? … なんで …… 」


いきなりのことで理解ができないのか 、 理解したくないのか 。
貴方は嘘のつもりで言いました 。 が 、 どうやらそうは思えなかったようです 。
そんな中ものすごく悲しそうな顔をして黙ってしまった彼にネタバラシをしましょう 。


「 ぇ ? …… え ? … 嘘 …… ? ………………!! ッッもぉ゙ぉぉおおお゙お゙お゙ !!!!!!なんでそんな嘘言うの 〜 ッ!?!?!?!?!? … いやまあいいよ ? 、 いいけどさぁ … 」


騙された怒りや嫌われてなかった安心感 などが頭の中でぐるぐるしている様子 。 おかげで顔は真っ赤っ赤です 。
彼の気持ちが大分落ち着いた後 、 涙目で力なく抱き締められました 。



黒色


「 、 」


貴方がそう言った瞬間はなにも言いません 。
ですがほんのちょっとだけ 、 ハッ と息を吸うような声が聞こえた様な気がして 彼に聞き返すと


「 … ご 、 めん 」


貴方の服の袖をゆるく掴んできます 。
自分がなにかしてしまったと思っているようで 、 原因はなんなのか一生懸命考えながら 。
気の毒に思った貴方は 嘘だ ということを伝えると顔をきょとん とさせて少し経った後 、 恐らくは遅れてやってきた安心感からなのでしょう 。
隠されていない方の紅い目に涙が少し浮かんでいるのが見えます。




白色


「 やだ 。 」


言い終わる前の言葉に向けて即答で返されます 。
あまりの早さにびっくりしていると 、 彼はいまにも泣き出しそうな顔をして

「 … ッ嘘でも 、 そんなこと言われるの 、 やだ 。 … だから 、 もう 、 そんなうそ … いわないで ……… ね 、 ? 」


どうやら既に嘘だと見抜かれてしまっていたようで 。
それでもやはり貴方の口から聞くと怖くなってしまうのでしょうか 。
最後は酷く震えたか弱い声で止められました 。
縋りつくような 、 そんな様子で強く抱き締められ 服も伸びそうになるくらいぎゅ゙ 〜 と掴んできます 。





.

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作者名:羽月 。 | 作成日時:2022年6月23日 17時

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