八十七輪 ページ8
Aside
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「テメェらの倒し方は既に俺とAが看破した、同時に頸を斬ることだ、二人同時にな。そうだろ!!」
なっ?と言うように私に顔を向ける宇髄様
『えぇ…そうですね。
でなければ、それぞれに能力を分散させて
弱い妹を取り込まないわけがありません。』
「ハァーーッハ!チョロいぜお前ら!!」
ガハハッと笑う宇髄様。
「グワハハハッ!なるほどな!簡単だぜ」
鼻を鳴らしながら伊之助くんが言う
「その“簡単なこと“ができねぇで鬼狩りたちは死んでったからなあ。柱もなあ、俺が“十五“で妹が“七“喰ってるからなあ」
「そうよ、夜が明けるまで生きていた奴はいないわ。長い夜はいつもアタシたちを味方にするから!どいつもこいつも死になさいよ!!」
その突如、女の鬼が帯を四方八方に斬り込む
しかし__
『善逸くん!!』
善逸くんが一人女の帯を斬り、屋根を突破って追っていった。
「蚯蚓女は俺と寝ぼけ丸に任せろ!!
お前らはその蟷螂を倒せ!!わかったな!」
ババっと変な決めポーズをした伊之助くんは善逸くんの後を追う
「妹はやらせねえよ」
これで二体相手していた鬼が善逸くん達のおかげで一体となり集中して戦える
『__絶対に負けない』
生きて皆んなで帰るんだ
__大切な人のもとへ
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炭治郎side
強い、強い、強い!!
攻撃が早くて自分の体が反応しきれてない!!
『炭治郎くん!!』
顎に鎌が刺さりそうになった時、後ろからAに引っ張られる
『グッ…!!』
ガガガッ!!と激しい音を鳴らしながら刀と鎌がぶつかり合う
何をしているんだ、逆に庇われて足を引っ張ってる!!
体勢を立て直し、もう一度鬼の元へ向かおうと足を踏み込んだ時だった
ゾクッと嫌な感じがして上を向くと
ガガガガッ!!!!
無数の帯が屋根を貫いて入ってきた
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大正コソコソ噂話
※八十五輪にて
Aさんは炭治郎の事を呼び捨てで呼んだことに気づいてないようですよ?
「今、Aに呼び捨てで呼ばれた…(少し照れる炭治郎)」
「やっぱり許さねえ、炭治郎ォォオ!!(照れてる様子に気づいた善逸)」
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はる(プロフ) - パン子さん» パン子さん、ありがとうございます!不定期ですが頑張りたいと思います! (2020年6月28日 9時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
パン子 - 更新がんばってください! (2020年6月27日 7時) (レス) id: 5160686bc8 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - おもちさん» おもちさん、毎度コメントありがとうございます!癒されて下さって私も嬉しく感じます(照)物語の最後は衝撃的な展開を書く予定ですので楽しみに待ってて下さいね! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - やっと来れましたー!忙しい中で善逸、栗花落ちゃんを見て癒されてます!展開が楽しみで仕方ないです^_^ (2020年6月23日 4時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2020年6月21日 0時