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八十二輪 ページ3

Aside



_______________




二人で爆発音が聞こえた場所まで走って行くのだが…




『善逸くん、まだ建物の中に人がいるから避難する
ように誘導してきてほしい』




建物の中から女性の甲高い悲鳴が聞こえ足を止める



善逸くんも気づいた様で顔を歪めた




「分かった、後で必ず合流しよう」




『!うん』




約束をし、二手に別れた



善逸くんと別れて少し走ると半壊した建物が目に入る



その建物の二階を見てみると見慣れた大きな後ろ姿を見つけた





『宇髄様!!』




その姿は宇髄様であったが何か様子がおかしかった




『(身体の至る所に傷が…)』





鍛え抜かれた身体に何ヶ所も傷を負っており、ほんの僅かだけど動きが鈍くなっているような気がする




「Aか!?すまねぇが、女の鬼を頼む!
俺は“こっち“の鬼を相手する」




『!ッはい!』




宇髄様が戦っている鬼は二人いた



一人は自分が気を失う直前まで戦っていた女の鬼



もう一人は___





「なんだぁ、柱がもう一人来たのかぁ?
いいねぇいいねぇ」



ボサボサ髪で痩せ細った体の男の鬼
そして目に“上弦“の文字が刻まれている



__この鬼は強い




自分が戦った女の鬼とは比べ物にならない




「ッッあんた!?まだ生きてたの!!
お兄ちゃん、あの女が私の事いじめてきたのよ!」




女の鬼は私を見て酷く驚いた顔をした



まぁ…無理もないね

あの出血量で生きていること事態が可笑しいもんね。

それに何故か気分がよく、体が動きやすい




「あぁ?可哀想になぁ、男の方を殺したら
すぐに女の方も殺してやる」




お兄ちゃんと言っているのだからこの二人は兄妹なのかな…いや、考え事は後にして今自分がやるべき事をやるんだ





『花の呼吸_肆ノ型_紅花衣』






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はる(プロフ) - パン子さん» パン子さん、ありがとうございます!不定期ですが頑張りたいと思います! (2020年6月28日 9時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
パン子 - 更新がんばってください! (2020年6月27日 7時) (レス) id: 5160686bc8 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - おもちさん» おもちさん、毎度コメントありがとうございます!癒されて下さって私も嬉しく感じます(照)物語の最後は衝撃的な展開を書く予定ですので楽しみに待ってて下さいね! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - やっと来れましたー!忙しい中で善逸、栗花落ちゃんを見て癒されてます!展開が楽しみで仕方ないです^_^ (2020年6月23日 4時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2020年6月21日 0時

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