四十輪 ページ42
Aside
_________________
宇髄様は話し上手で人見知りが激しい私でも楽しむことができた
さすがお嫁様が三人もいると女性の気持ちを
理解してくれる
「ところでお前、花屋に行くって事は
誰かに花を贈るんだろ?誰だ、男か?(ニヤニヤ)」
『うっ、そうですよ…前に花をもらったので
お返しをしようと思いまして 』
宇髄様は勘が鋭い
ニヤニヤと気持ちの悪い(失礼)笑みを浮かべこちらを見てくる
「ほぉ、どんなやつなんだ?その男は」
『 え、どんなやつって…とても優しい人ですよ』
善逸くんは、ちょっと変な(?)ところがあるけど話してて楽しいし、一緒にいると何故かリラックス出来る
「そぉーか(ニヤニヤ)」
『な、なんですか。そんなニヤニヤして 』
「いーや?別に(ニヤニヤ)で、その男の名前は?」
『名前ですか?我妻善逸くんです 』
「へぇーへ(ニヤニヤ)」
そんな他愛のない話をしているうちに花屋に着いた
「じゃ、俺はここまでな!
なかなか楽しめたぜ、
継子になりたくなったら何時でも俺に言えよな」
『 はい、ありがとうございました』
宇髄様は手をヒラヒラ振りながら去っていった
柱合会議の時は少し怖いなって思っていたけど、実際はとても優しい人だった
__________
宇髄side
嫁のプレゼントを買いに街へ出てみれば先日行われた柱合会議に胡蝶と一緒に出席していた女が居た
その女は栗花落Aといった
前から噂は聞いていた
派手に強くて綺麗な女がいるって隊士の間で
話題になっていた
次期柱候補と一部で言わているのも知っている
どんな奴かと思えば噂通り派手に綺麗な女だった
まだ開花はしてないが確実に剣技の才能がある。
この俺が言うから間違いねぇ
でもAは継子にしてやると言う俺の勧誘をやんわり断った
柱から直々教えて貰えるチャンスなんて滅多にねぇ
だから断れるとは思っていなかったから派手に驚いた
話している最中ずっと無表情でいたAだが
我妻善逸と言う男の話をしている時は表情が和らいでいた
まぁ、本人は気づいていないと思うけどな
だが、Aが派手で綺麗な表情をするって事は
その男に気があるのだろう
どんな男なんだか、我妻善逸ってやつは
一度見てみたいものだな__
……To be continued
250人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふぅわ(プロフ) - はるさん» わーいわーい\(°∀°)\ (2020年4月19日 12時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 無銘さん» 無銘さん、コメントありがとうございます!カナエ姉さん……(笑) (2020年4月19日 11時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ふぅわさん» ありがとうございます!初めまして、ふぅわさん。私は、はるって言います!ふぅわさんの作品も是非読んでみようと思います! (2020年4月19日 11時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
無銘(プロフ) - いつものように名前を無銘にして読んでたらカナエ姉さんがヤバい奴になってしまった…… (2020年4月19日 10時) (レス) id: b86255a8da (このIDを非表示/違反報告)
ふぅわ(プロフ) - はるさん» や、やばい!おもしろすぎる・・・!! あ、初めまして!ふぅわです! いやはや、この作品凄すぎますね。 私もわらび*さんとまだまだですが合作つくってるので見てくれたら嬉しいです!タイトルは『愈史郎の賑やかすぎるお寿司やさん!?』です! (2020年4月18日 22時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はる | 作成日時:2020年3月28日 21時