二十二輪 ページ24
善逸side
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炭治郎について行って数十分。
都会ほどではないが俺たちは街に出てきた
暫く歩いていると目的の花屋に到着
「で、炭治郎?花を買うのか?」
「ん?いや花を買うのは善逸だぞ
Aさんのお見舞いに持っていくと良いだろ?」
炭治郎ー!!お前ってほんと良い奴だな!!
ニコニコ笑って俺に言う炭治郎は神様に見える
「店員さんにどんな花が良いか聞いてみ
「うぉッ!!何だあれ!?」
炭治郎が店員さんを呼ぼうとした時だった
伊之助が炭治郎の言葉を遮って興奮したように大声を出す
そして目を輝かせながら何処か走っていってしまった
「ちょっ!伊之助!!」
そんな伊之助をほっとけるわけない炭治郎はすぐに追いかけて行った
……俺を1人にして
彼奴らマジで何なの?何回俺を置いていくんだよ
(那田蜘蛛山の時もだけど)
1人でボーッと突っ立っているのもあれなので大人しく花をみている事にする
鈴蘭、カスミソウ、チューリップ、向日葵
色んな花が揃っているな…Aちゃんって何の花が好きなんだろう
「おーい、そこのたんぽぽ頭のお客さん」
「へっ!?お、俺ですか!?」
いきなり後ろから声をかけられ挙動不審になってしまった
声をかけたのはお爺さんで店のエプロンを着ているから店員さんなのだろう
「そうそう、君だよ。
真剣な顔して花を見ているから誰かにあげるのだろ?」
こ、怖い!!当たってるよ!!
この人気配が薄いし幽霊じゃないの!?(失礼)
「は、はい!
お見舞いで渡したいんですが…」
「ほぉ、お見舞いかどんな子なんじゃ」
え、そこまで聞くの
「えと、大人しい子で、心が綺麗で強くて美人で、
でもちょっと不思議な雰囲気しているっていうか……」
な、何言ってるんだ俺
顔に熱が集まっている感覚する
「ほぉほぉ、分かった
お前さんその子の事が好きじゃろ?」
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大正コソコソ噂話
伊之助は自転車を見て「なんだあれェ!!人間が
バケモンの上に乗ってるぞ!!おもしれぇ!!」と
思い追いかけて行ったそうだよ
その後自転車に乗っていた人を蹴っ飛ばし
自転車を奪った時に炭治郎に止められた
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ふぅわ(プロフ) - はるさん» わーいわーい\(°∀°)\ (2020年4月19日 12時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 無銘さん» 無銘さん、コメントありがとうございます!カナエ姉さん……(笑) (2020年4月19日 11時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ふぅわさん» ありがとうございます!初めまして、ふぅわさん。私は、はるって言います!ふぅわさんの作品も是非読んでみようと思います! (2020年4月19日 11時) (レス) id: 16fe8179b0 (このIDを非表示/違反報告)
無銘(プロフ) - いつものように名前を無銘にして読んでたらカナエ姉さんがヤバい奴になってしまった…… (2020年4月19日 10時) (レス) id: b86255a8da (このIDを非表示/違反報告)
ふぅわ(プロフ) - はるさん» や、やばい!おもしろすぎる・・・!! あ、初めまして!ふぅわです! いやはや、この作品凄すぎますね。 私もわらび*さんとまだまだですが合作つくってるので見てくれたら嬉しいです!タイトルは『愈史郎の賑やかすぎるお寿司やさん!?』です! (2020年4月18日 22時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2020年3月28日 21時