謝罪と二話 ページ2
はい、本当に申し訳ございません。
最後の投稿から何ヶ月も経ってしまいました。
理由は私が受験生だからですね。
あと体調が安定せず、学校も休みがちになっています。
決してワールドトリガーが好きじゃなくなった訳ではございません。いつまでも次のアニメ化を待っています。
一応最近、この前のシリーズの話を読み返して、少し気になったところや誤字を修正しました。意外とありましたね、誤字。多分まだあるだろうなぁ………(泣)
このシリーズの続きを待っている数少ない皆様の存在を理解しながら音沙汰がなくなってしまったことは本当に申し訳なく思っています。しかし、受験が終わるまでは投稿は少々難しいことをご理解いただけたらと思います。
それではどうぞ！
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『スカウト？』
「うん！スカウトされた人たちが来るんだって！荒船くんから聞いたんだ」
『へぇ』
意外にも人があまり来ず、私にとっての安息の地となりつつある屋上で、青空の下で倫と二人でお弁当を食べていた。
5月だというのに風はまだ少し冷たい。
「何かボーダーも人増えたよね。美鳥的にはどう思う？」
『どうも何も………まぁ人は確かに増えたね。入隊希望者も段々増えてきてる気がするし…………組織が強くなるなら良いことなんじゃない？』
「ほうほう。古株が言うと説得力ありますな」
『何そのノリ』
倫も大して新しい方じゃない癖にと呟きながら卵焼きを口に含む。まぁでも、スカウトされるということはそれぐらいの見込みはあるということだ。そういう意味じゃ楽しみでもある。
と、思っていると、倫が嬉しそうにこちらを見ていた。
『………何？』
「ホント、美鳥って笑うようになったなって思って」
『そう？自分じゃよくわからないな。笑ってた？』
「ニヤけてたよー。なに？楽しみ？」
『まぁ、強い人と闘えるなら楽しみかな』
「戦闘狂みたいなこと言うね？」
戦闘狂とは失礼な、と思わなくもないが、確かにランク戦は好きな方だからそう言われるとなんとも言えない。いや、太刀川さん程じゃないし。あの人よりかは数十倍マシでしょ。
私はお弁当を片付けながら、先生にこの後呼ばれていることを思い出した。
『あ、ごめん倫。私先生に呼ばれてたんだった。先行くね』
「うん！じゃあお弁当持っていっとくよ」
私は倫にありがとうと言って屋上からでた。
「笑えるようになってよかったね、美鳥」
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作者名：セブン | 作成日時：2023年7月21日 19時
