環古達生誕祭！:「よう分からん。」参 ページ34
・＊・＊・
「はぁー、ったく 何も言わずに部屋から出ていくなよ…大隊長と茉希さん達みんな心配してたぞ？;;」
「…あ、ごめん」
部屋から出て行った私を心配して来たのか、少し呆れた顔をしながら頭をガシガシかく日下部。
「…で、どうしたんだよ環。」
「え？」
「え？って…お前、気付いてねーのか？？ついさっきまですっげえ暗い顔してたぞ。」
「え、、うそ…」
「ほんと」
い、今 日下部に言われて初めて気がついた…。
私は自分の顔の頬をぺたぺたと触ると、日下部は私の横に来て柵に背中を預けながら、なんとも言えない顔をした。
「はぁぁ…、、」
「…………もしかして…。」
「？」
「…もしかしてだけど…俺が作ったあの肉料理、
不味かったか…！？？」
作ったっていうか手伝っただけど…とギザギザの歯を
見せ、苦笑いをしながら頬をぽりぽりとかく。
「料理は〜…美味しかったよ、全部。日下部が言ってるお肉の料理もね。」
「おお、環が褒めてる…！！よっしゃあやったぞー！！」
「……。」
…はぁ…、やっぱダメだ…。
いつもの感じで話そうとすると、話しようにもろくに会話が出来そうにない…
こいつ、いつもこんな風に回りくどく言ってくることなんか無いのに…気を使ってくれてるのだろう。
いつも軽い痴話喧嘩してる日下部にさえ、気を使わせてる自分が嫌になってくる。
自分がどうして理由も分からずに、こんなに複雑な気分になっているのかが自分でも意味が分からない…。
「…っっっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ……！
あぁ〜もう！！このテンション気持ちわりぃ！！！
やめる！！」
慣れないことをしてこの後どうすればいいのか分からなくなったのか、頭を抱えて発狂し始めた。
「自分から言ってきたのに何1人で自爆してんだ…」
「うるせえ言うな！！！
……………で、何かあったのか？」
「…何かっていうか〜…、
あたし、今日何か変なんだよ。」
「おお。ついに自分でも自覚するようになったか」
「……先に言っておくけど、私が言ってるのは
ラッキースケベられのことじゃないからな。」
そう言って日下部を軽く睨むと、日下部は頭に？を浮かべながら「じゃあなんなんだ？」と尋ねてきた。
「…皆んなが祝ってくれるのは勿論嬉しいことなんだよ？？だけど、何か…足りないっていうか…。」
あやふやで言葉にしずらい複雑な今の心境を日下部に教えると、一気に表情を変えニヤニヤしながら私を
じっと見つめた。
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
