転生したら猫になってた【2j3j】 (ページ7)

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6日目。

私が猫になって6日目。今日は葛葉もoffらしい。
なんかだらだらしてる。

ゲームをしたり、部屋を歩き回ったり、私はいつもの場所でぬくぬくしてるのみ！
やっぱりここだろ。

葛葉はとにかくかっこいい。なんか、真剣にやってる所、めっちゃ好きなんだよなぁ、私は猫なんだし、近くて遠いってやつ。まあこの人はスペックもいいしかなり優しい。

たまに私は寝落ちするんだけど、薄い毛布を掛けてくれる。起きたら暖かいからまた寝ちゃうんだけど。

ずっと葛葉の事見てたら、

🎲「視線すげー」

とこちらを見てきた。また笑ってる。私は笑ってる顔に弱いんだよ。猫じゃなければ喋れるのに。
私は今猫として暮らしてる事に少し寂しさを感じている。

喋ったり出来ないのかな…と私は重い瞼を下ろした。

・

・

なんか寒い…？何でかわかんないけどスースーする。
辺りを見渡すと、葛葉は居ない。けど、なんか？なんかおかしい。あれ？たったまま寝た？猫が？

違う。

明らかに目線が上がってる。まずい。

部屋にある鏡を見ると、理解した。

白いうっすいキャミを着た、首輪をつけた痛い人間が。そこには居た。

最っ悪。

てか、転生って普通こういう魔法溶けました笑みたいな事無いんじゃないの！！！

取り敢えず、葛葉にはバレないように、バレたら、追い出される。女嫌いでしょ、だめ。私はねこ。ねこだよ。

そうでしょ。

🎲「お前…誰？」

走り込んだ玄関には、

チュールが入ったコンビニの袋を持った葛葉がいた。