転生したら猫になってた【2j3j】 (ページ1)

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1日目。

疲れた。ブラックすぎる企業に勤めている私は、

度重なるタスクに、私は音を上げていた。

腕にある沢山の傷。

人生に疲れた私は、沢山の薬を…

飲み込んだ。

意識が薄れ、強く頭を殴られた様な衝撃。

気が付くと、路地裏？のゴミ袋の上に居た。
汚らしいなぁとか思いつつ、少し疑問を持った。

家にいたはずでは？

寝てる間に外に出たのでは無いかと、知ってる物を探す。
家の近くだったら完璧そうだ。

でも、立っても一向に視線が上がらない。

違う。視線というか。元々の目線にならないのだ。

あれ？こんな小さかった？？

夢かと思う私を、足に触れた水が教えてくれた。

下に目線を移すと、水たまりには

かわいらしい猫が映っていた。

足もしっかり猫。肉球すらも完璧なのだ。

『にゃー？！？！』

私の発してる声が、この世のものならば、多分猫。
え？私猫の鳴き真似なんて出来ないけど？？？？え？？？？

ふらふらと歩く足も、ぴこぴこと動く耳も、宝石の様な大きな目も。

本格的に猫だった。

ここに居ても多分死ぬだけ。猫の食べてはいけない物とかそういうのは知らないけど。

辺にある空き缶を蹴り乍、繁華街に出ていくのであった。

・

A

転生したら猫になっていた。

赤い目に銀色の毛並み。

飼い主に凄く似ている。