コムドットのマネージャーは社長のリアコ。（２）

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やまとside


大学三年になった俺たちは相変わらず、地元の友達とバカやってる。


『やまとー！』


やま「ん？」


『私彼氏できた！』


やま「えっ？」


『ずっと好きだった先輩から告白された！』


とても嬉しそうなAとは裏腹に複雑な気持ちになった。


ほとんど毎日一緒にいるAとの時間が少なくなるんだ、もうAその男のものなんだ


考えれば考えるだけ寂しくなった


『ちょっとなんか言ってよ！(笑)』


やま「あ、あぁ！おめでとう(笑)」


『これでもうやまと達とクリスマスも正月も過ごさないで済むよ〜！』


やま「なんだよ！嫌だったのかよ！こらっ！」

(Aの首を絞める)


『冗談！冗談！』


その時気づいた。俺はAが好きだったんだって。

でももう今更気づいても、遅い。
それにこの幼馴染の関係がまた壊れるのが怖い。


だから、今も…本当に好きだけど、A好き好きキャラをかぶって気づいてもらおうとするしかない。

Aに関してはヘタレになる俺。



そんな俺とAの空白の三年間でした。
Aが彼氏がいた時の話はまた追々…

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