たぶん、夢。 (ページ32)

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▽

『ご飯は僕がご馳走するんで、
２件目でデザート食べに行きましょうか。
そこでお礼してください。』

『よし！任せといて、美味しいお店探します！』

『楽しみにしてます。
そうだ、食べれないものとかありますか？』

『トマト以外ならなんでも食べれます！』

『一緒だ(笑)僕も食べれないです(笑)』

『仲間だ(笑)』

『お店は当日のお楽しみってことで！
シーズン終わってからになっちゃいますけど、
いいですか？』

『もちろん。大谷くん忙しいのにごめんね。』

『気にしないでください。僕が一緒に行きたくて誘ったんですから。』

『ありがとう、楽しみにしてます。』

『こちらこそ…あ、先輩来たかも。
また連絡しますね、おやすみなさい。』

『長話しちゃってごめんね！おやすみなさい。』

電話が切れたあと、ベッドにダイブした。

(私に気を使って、２件目のことも考えてくれた。
年下なのに、よくできた子だ)

お礼の為の、お菓子屋さんを探しながら
大谷くんの顔を思い浮かべた。

喜んでくれるといいなぁ。