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▽
(え…？なんでそこにいるの？)
素振りをして、バッターボックスに入っていく姿は
紛れもなく大谷くんだった。
でも、いつも見ている顔とは全然違う表情だった。
「大谷なら、絶対打ってくれるよ！！
いけー！！！ホームラン打ってやれー！！！」
おじさんはめちゃくちゃ熱くなり、叫んでいる。
その横で私は、呆然と見つめることしかできなかった。
。
打球は右翼線に飛んでいき、
大谷くんはガッツポーズをしながら
一塁ベースを回った。
ヒーローインタビューで
笑顔で答えている姿をみて、私の知っている大谷くんだ。
と思った。
(うわぁ、こんなん反則じゃん。
カッコ良すぎるでしょ…)
また大谷くんの新しい一面を知った。
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作者名：あんころ | 作成日時：2021年8月23日 19時
