再会 ページ4
『なんで……』
gr「そりゃあ逃げた奴らを見にきたに決まってるだろう。…ハァ、全くお前たちは…ワシの館から宝を盗み出しよって!俺は根に持ってるからな?」
あぁ、そういえばゴルゴンの館の宝を盗まれた__なんて事件あったなぁ。
あれPKST団だったんだ、なんて思っていると賑やかだった空間が一気に静まる。
pn「でもわかってますよあんたの正体は!そう…
“道化師“さんよぉ!」
kr「俺は1度対峙したことあるぜ?」
『はっ……?道化師、?』
衝撃的なことに思わず牢屋の鉄格子を掴みゴルゴンを見る。
そんな彼の表情は今までになく無であり、冷たい目でぺいんとさんを見ていた。
しかしそれは一瞬のことであり、すぐに嘲笑ながら「はて、なんのことやら?」と肩をすくめる。
いや、彼が本物のゴルゴンではなく道化師であれば、確かに今までの変わりように説明がつく。
でもそれじゃあ今のゴルゴンが偽物だとすればあの本物のゴルゴン様は一体どこに……
gr「おい、4番。」
『ッは、はい!?』
pn「めっちゃ声裏返ってんじゃんwwwww」
『し、仕方ないじゃん突然話しかけられたんだから驚きもするよ!!』
sn「お、素出てきたんじゃないですか?僕そのほうが好きですよ!」
kr「まあ確かに堅苦しいのも嫌だしね。敬語なくていいんだよ?」
突然話しかけられ、体を跳ねさせつつも反応するとぺいんとさん達が大爆笑する。
しょ、しょうがないじゃん…なんて少し恥ずかしいと思いつつもそう溢すと今度は敬語を外せ、と要求される。
いや、別にいいけどさ…ゴルゴン見てみ、話遮られたからちょっと不機嫌そうよ?
それで日数を減らされても困るため「わかった、わかったから話聞こうよ」と早々に話題を切り、ゴルゴンの話を促すと彼らは忘れていたようにあぁ、そうだったと口を閉じる。
gr「ウウ゛ン、いいか4番、無駄な詮索はするな。お前だってワシが命令すればすぐに処刑できるんだ。考えて行動しろよ?」
『……はい。』
言い返すのも面倒で大人しく返事をすれば満足げに笑ってよし、と言葉を溢した。
まぁ彼らと行動するだけで情報は入ってきそうだからね、私は特別何もする必要はないかな。
そう思いながらも私は壁に身を預けて腕を組んだ。
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りんりん - 初コメ失礼します。続きが楽しみすぎる〜。最後の夢主ちゃんの言葉、夢主ちゃんの裏の顔の伏線的なものですよね!(違ったらすいません)とにかく!私はこの話大好きなので更新続けて頑張ってください! (2022年1月1日 10時) (レス) @page13 id: 1b416a72a4 (このIDを非表示/違反報告)
明日花フォルテ(プロフ) - 続きすごく気になるので更新頑張ってくださいー!! (2021年12月8日 21時) (レス) @page10 id: 175a60089e (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - 鈴蘭さん» めっちゃ嬉しいです!! 失踪しないように頑張って更新します(。・`ω・´)キラン☆ (2021年11月9日 14時) (レス) @page8 id: ce090c0f60 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - あ〜続き気になるw 更新頑張ってください! (2021年11月9日 12時) (レス) @page6 id: 122f030fb9 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - 翠柘榴さん» コメントありがとうございます〜!!!久々に描いたのでそう言ってもらえて凄く嬉しいです…!!( ´ ꒳ ` )更新頑張りまーす!! (2021年10月30日 16時) (レス) id: ce090c0f60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかつき | 作成日時:2021年10月28日 21時