肆拾肆、頬への温もり ページ44
｢もういいですか｣
政宗｢まだだ！まだ終わっちゃいねえ！｣
小十郎｢政宗様、これから執務のご予定がございます。これ以上仕事に影響を及ぼしては…｣
｢私も、正直終わりたいし帰りたいです｣
欠伸を一つ、零した。
｢私なんかと戦ってるよりも、執務の方を優先しませんと。足りない武具や民への配慮やら、一人より何百、何千の方を優先して下さい｣
そう言いながら背を向ける。
｢小十郎さん、お世話になりました。昼餉美味しかったです｣
小十郎｢あぁ、気を付けて帰れ｣
佐助｢終わったの？時雨ちゃん。なら行こう…えっ！？｣
｢え｣
腕を軽く引っ張られ、顔が近くなる。
政宗｢しょうがねえ、これで許してやる｣
と、頬に口付けを落とした。一瞬の温もりに、時雨は頬を抑え首を傾げる。
流石の時雨もこれは気付くだろう。何せ頬へ接吻をしたのだ。
｢？｣
どうやら理解していないようだった。
佐助｢…行くよ時雨ちゃん。あーあ。やだったらありゃしない｣
戦国時代でのオチは幸村か佐助(現世では全員分書く予定だが)、ドンマイ政宗。
政宗｢Shut Up!!｣
小十郎に土産として、野菜を幾つか分けてもらった。
昼餉の時に胡瓜等の漬物が出たのだが、その時の野菜が瑞々しく、シャキシャキとして美味だった。時雨としてはこれは嬉しい。
｢佐助さん、今日の夕餉何を作ります？｣
佐助｢んー、そうだね…。取り敢えず煮付けと…あ、時雨ちゃん干飯残ってる？後は梅干しとか
｢まだありますよ。食べても各国を移動する際におすそ分けして貰って沢山ありますし、大丈夫です｣
佐助｢え、今までそれで大丈夫だった？｣
佐助(だからこんなに細いのか…いやでも大事なとこは)
「はい。お腹空きませんし…野菜貰ったので漬けちゃいましょうか。後は〜…」
佐助(こうして並んで見ると
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干飯、梅干し、芋茎縄は当時の戦国時代の携帯食料です。梅干しはクエン酸等が含まれているので疲労時にはもってこいですね。
干飯はそのままの意味で、そのまま食べても良いのですが、お湯と一緒に食べていたそう…。
芋茎縄、これは作者も見た事はないのですが、細長いもので、これもまたお湯と一緒に食べていたそうです。(そのままでもいけますが)
19/3/12.修正
20/3/30.修正
肆拾伍、甘味同盟のLINE（24話推奨）→←肆拾参、ラッキーだね幸村
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猿島佐近(プロフ) - 黒蘭さん» 分かりますwwすっかり忘れてますよね…。私も最近久々に更新しましたww (2018年2月20日 22時) (
レス) id: 5767b59702 (このIDを非表示/違反報告)
黒蘭(プロフ) - 猿島佐近さん» わ！！ありがとうございますー！およそ2ヶ月放置してしまいました(;´Д`) (2018年2月19日 22時) (レス) id: 9844fd6aac (このIDを非表示/違反報告)
猿島佐近(プロフ) - 更新されたんですね!!お疲れさまです (*´∀`)♪ (2018年2月19日 19時) (レス) id: 5767b59702 (このIDを非表示/違反報告)
猿島佐近(プロフ) - 黒蘭さん» ありがとうございます(*^^*)よろしくお願いします！！気軽に絡んでくださいっ！！щ(ﾟДﾟщ) (2017年12月26日 18時) (レス) id: 5767b59702 (このIDを非表示/違反報告)
黒蘭(プロフ) - 猿島佐近さん» いいですよー！！申請許可しましたっ 宜しくお願いします〜！ヾ(⌒(ﾉ*´∀`)ﾉ (2017年12月25日 23時) (レス) id: 9844fd6aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蘭 | 作成日時：2016年5月15日 23時
