参拾弐、恋敵 ページ32
慶次「そういやぁ…好きな人はいないのかい?」
(好きな人…人数は何人でも良いのだろうか)
「いますよ」
慶次「えっ…どこの誰!?」
元親「俺にも教えてくれ」
まだ帰っていなかった長曾我部さんが襖を思い切り開きながら訪ねてきた。
耳が良すぎると思ったが敢えて言わない事にした。
「それは…
二人「それは?」
.
今まで会ってきた人全員です」
大の男二人はその場に思い切り転けた。
「何故転けたんですか?」
元親「そうじゃねえ。そうじゃねえんだ…」
慶次「へぇー…なら俺にも希望はあるってね!まつ姉ちゃんにも言われてるし!」
「今までお会いした皆さんから親切にしてもらいましたし。その内恩を返せれたらなと思ってますよ」
(間違っても恩を仇で返さないようにしなくちゃいけないけど)
なんて事を考えていると、二人の目から火花が散っていた。
元親「オメェには負けねえよ!!」
慶次「ははっ!上等上等!!俺も譲れないってね!」
夢吉「ウキー!」
そこに夢吉も何故か参戦する。おいで、と呼んだら膝元に座った。
「そう言えば…ここ最近、雨が降ってないような気がするけど」
(村人の人とか大丈夫かな。飢えてるとかないよね…?)
そんな事を考えていると肩をぽんと叩かれた。
「なんです?」
二人「俺とこいつどっちがいい!?」
「え…前田さんはまだ完全に信用してませんよ」
慶次「えええええ!?なんでだい!?」
なんでって…この人自分がした事覚えてないのか。
「会って自己紹介も何もしてなかった時に誘ってきたじゃないですか」
今風に言うとナンパである。
「なので今のところはお二人の内、長曾我部さんですかね。武器も作ってもらいましたし」
元親「たははは!残念だったな!慶次!」
慶次「畜生!でもこっから仲良くなるからね!」
夢吉を撫でながら、空を見上げた。
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こちらで誤字脱字を発見致しましたら、勝手ながら直させて頂きます。今までの話の中に『本日』とか載せてあったら直したよーってサインです。
18/8/15.修正
参拾参、姫に救助を→←参拾壱、属性について主「あれ、風扱える」全「はえぇ!!?」
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猿島佐近(プロフ) - 黒蘭さん» 分かりますwwすっかり忘れてますよね…。私も最近久々に更新しましたww (2018年2月20日 22時) (レス) id: 5767b59702 (このIDを非表示/違反報告)
黒蘭(プロフ) - 猿島佐近さん» わ!!ありがとうございますー!およそ2ヶ月放置してしまいました(;´Д`) (2018年2月19日 22時) (レス) id: 9844fd6aac (このIDを非表示/違反報告)
猿島佐近(プロフ) - 更新されたんですね!!お疲れさまです (*´∀`)♪ (2018年2月19日 19時) (レス) id: 5767b59702 (このIDを非表示/違反報告)
猿島佐近(プロフ) - 黒蘭さん» ありがとうございます(*^^*)よろしくお願いします!!気軽に絡んでくださいっ!!щ(゚Д゚щ) (2017年12月26日 18時) (レス) id: 5767b59702 (このIDを非表示/違反報告)
黒蘭(プロフ) - 猿島佐近さん» いいですよー!!申請許可しましたっ 宜しくお願いします〜!ヾ(⌒(ノ*´∀`)ノ (2017年12月25日 23時) (レス) id: 9844fd6aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒蘭 | 作成日時:2016年5月15日 23時