戦国時代が好きな彼女は武将達に愛されるそうで

拾肆、仕込み傘 ページ14

元親｢おう、よく来たな。ほら、傘の見た目だ｣
渡されたのは傘の設計図。そして、紙一杯に広がる傘の絵(設計図ともいう)

｢青地に…この白は星ですね｣
点々と散りばめられた白い星は、幻想的で綺麗だ。
｢桜もついてますね！可愛いです！｣
(やばい、これは完全に私の好みだ)
でもこの中に弾丸や、刀が仕込まれているのだから、こういう技術は素直に尊敬できる。

元親｢たはははっ！気に入ったかい｣
ガシガシ、と笑顔で頭を撫でられる。髪の毛がぐしゃぐしゃだ。撫でられる歳でもないが、気持ちいいから指摘はしない。
元親｢なんだか、子猫みたいだな｣
知らず知らずのうちに目を細めていたみたいだ。わざとらしく咳払いをし、どうやって弾丸等を入れるのか尋ねる。
｢それよりも…どうやって刀と弾丸をいれるんです？無理じゃないですか？｣

元親｢小説だから気にしたら負けだ。いいか、現実では出来ないが、小説の中だからこそ出来る事だ、いいな？この事は聞かなかった事にしろ。そして｣
｢メタいわ！！｣
傘の中だから、レイピア並みに細くなる事は安易に想像出来る。
後は姐さんと鍛冶職人に任せれば見事完成する。
暁丸という名の船の上でくるくると回りながら今後の予定を立てる。

｢薙刀振り回していいですか？｣
元親｢お、おう…。あ、野郎ども！それはそこに運べ！ん？それは…あそこで作れ｣
許可を貰ったので、振り回す為に薙刀を持ってきて、振り回し始めた。
｢ここはこっちで、この一突きは…｣
まぁ要するに自己流の乱舞だ。
黙々と続けていると、兵士さんが私の方を見ているのに気付いた。
(なんだろう？)

そして、何かを思い出したように手をぽん、と叩いた。
兵士｢思い出した、[舞う戦姫]だ！！｣
舞う戦姫って何の事だろうかと、首を傾げていると、
更に次々と｢うわ、本物だ｣｢あの身のこなし、間違いねぇ！｣などザワ付き始めた。

その後、長曾我部さんに根掘り葉掘り聞かれたのは言うまでもない。








−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
前回修正点があったので直しました。
上昇が主人公ってなんだよww
また、今回も酷い誤字があると思います。
毎回確認してるんですけどね…。

主人公の絵はスマホ用のタッチペンを手に入れたら描きます。私が描くのは幼稚園児みたいな絵ですよ(顔曲がったり手が歪んでたり((
全身かけたら全身描きます。




18/4/17.修正

拾伍、主人公の絵がかん…せい？→←拾参、主人公！薙刀を！…あーっと！投げましたぁあああ！！

ラッキーアイテム

サッカーボール

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す