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「ち、千晃〜！」
伊「ど、どうしたの？そんなに顔赤くして」
「先輩が…！」
とりあえず、さっき起こったことを顔を赤くしながら親友の千晃に説明する。
もちろん、名前は伏せて。
「それでね、その後『Aが可愛かったからつい…』とか言ってきたんだよ！？
名前呼び捨てだし、可愛いとかいうし…！」
伊「それで顔が赤いわけね」
顔が赤かった理由を説明すると、すぐに分かってくれた千晃。
さすが親友！と言うべきなのかな？
伊「…で？」
「え？」
伊「その人のことが好きなわけ？Aは」
実はまだ千晃には好きな人ができたことは言っていなかった。
私も、先輩を好きになったのは最近だったから、まだ言えないでいた。
んー、この際言っちゃおうかな？どうせすぐバレるだろうし。
私はそう思いながら、思い切って口をひらいた。
「そうなんだ。実はその人が好きなの。」
伊「…やっとかあ。これでAにも好きな人できたね。」
「…ん？？」
今、Aにも、って言ったよね？？
っていうことは、もしかして…！？
「千晃っ。今度は千晃の番だよー！！」
伊「うわぁっ、ちょっと、A！？」
私たちは、朝に、しかも学校で、恋話をするのだった。
千晃も名前は教えてくれなかったけどね 笑
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作者名：Cookie | 作成日時：2017年12月19日 9時
