#7 タイヨウの家〜My whereabouts〜2

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遥輝side





Aがいなくなって
2週間が経とうとしている。









俺と言っては未だになかなかヒットが出ずにいる。



だからと言って、女に手を出す気にはなれなかった。






きっと、Aのことが心のどこかに
引っかかっているからだろう。






机の上はコンビニ弁当の空箱や
カップラーメンが散らばっている。








最近、ろくに食事さえできていない。








こういうときに作ってくれる人がいるっていいなって心底思う。





ありがたさに気づく。









俺はいつまでこんな生活を続けてしまうんやろ。









今思えばあいつ、口は悪いし性格もいいとは言えんけど


自分のわがままとか感情だけで人を傷つけるわけがない。






俺は一体、あいつのなにを見てきたんやろう……








俺はソファに寝転び、天井を見上げ

深く息をした。









ほんまに俺ってアホやわ。

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