なんか怒ってる？ ページ5
「キヨくーん！！」
私が公園に着いた頃には
キヨくんはもうブランコに座ってて。
私の声にこっちを振り向いてくれる。
でも、いつもの明るい感じじゃない。
キ「お疲れ。」
「う、うん。あんがと。」
キ「賞状それ？」
「あ、そうそう。これ！じゃーん！私の名前もしっかり記されてまーす！」
キ「良かったじゃん。おめでとう。」
「ありがと…。」
淡々としてらっしゃる…。
なんで？
私なんかしたっけ？
「…あのーキヨくん？」
キ「何？」
「なんか怒ってる？」
キ「別に。」
「いつもと違うし、なんか淡々としてるし、全然笑ってくれへんやん。」
キ「…怒ってねぇって。」
「ごめん、疲れてる時に。私が会いたいって言ったから無理に合わせてくれたんやろ？嫌やったら言ってくれたらええねんで。私も理解出来るし。」
キ「だから、そんなんじゃねーって。」
「じゃあ何！？ずっと感情こもってへんような答え方でさ！私がなんかしたんやろ？私分からんからさ！」
はい、やったー。
泣きそう。
最悪。
この空気しんどすぎ。
「ごめん、今日は帰る。来てくれてありがとう。じゃあね。」
キ「おい！A！待てって！」
「無理！まじ今の自分最悪すぎるから、今日はもうキヨくんと居れへん。」
掴まれた手を振りほどいて
私は全力ダッシュで家の方向へ走った。
マジで最悪。
ぶちまけてしまった。
自然と涙が出てきて、
鼻水と涙でぐしゃぐしゃの顔で走る。
角を曲がった時に、
人とぶつかってしまった。
牛「A？」
「…へ？」
目の前にいたのはうっしー先輩。
びっくりした顔で私を見ている。
牛「だ、大丈夫か？立てるか？」
差し出された大きな手。
心配そうに私を見る
うっしー先輩の優しさに
涙の大洪水。
「うっ、ううっ、」
牛「ちょ、どっかで落ち着こ。話聞くから。な？」
こくこくと頷くことしか出来ず、
私はうっしー先輩に立ち上がらせてもらい
屋根のあるベンチまで連れられた。
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えぬ(プロフ) - 黒灰白有無％さん» 一気読みありがとうございます😭 展開は私もそんなつもりはなかったんですけどね、、、笑 応援ありがとうございます！！ これからも楽しんでいただけるように書いていきますので、よろしくお願いします🙇♀️ (2023年4月14日 19時) (
レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 続編おめでとうございます！本当に面白くて一気読みしてしまいました！まだ付き合いたてのカップル感が否めないですねそこがお気に入りの一つです！まさかこのような展開になるとは…びっくりです無理しない程度に頑張ってください応援してます！！初コメ失礼しました (2023年4月14日 17時) (レス) @page10 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
えぬ(プロフ) - のんたんさん» わわわ！！！！コメントありがとうございます🤭楽しみにしてくださっているなんて…嬉しい限りです！！！更新亀すぎてごめんなさい🙇♀️💦楽しんで頂けるようにこれからも頑張ります☺️🙌 (2023年1月6日 2時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
のんたん(プロフ) - この作品の大ファンです！更新待ってました！！文章の書き方や心情とても伝わってきて読んでて楽しいです！更新頑張ってください！ (2023年1月6日 2時) (レス) @page6 id: d906a8bcb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぬ | 作成日時：2022年9月20日 19時
