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康二side ページ6
朝早うから起こされて、だいぶ機嫌悪いけど、久しぶりに料理できるってなったから、一気に機嫌良くなった。笑
「フンフフ〜ン♪」
料理しながら、鼻歌を。
冷蔵庫を開けると、冷凍のご飯が。なるほど。これで朝はご飯を炊かんでもええようにしてたんや。さすが涼太兄。
蓮「おはよ、康兄。」
冷凍のご飯を解凍してたら、蓮が降りてきた。ちょっと不機嫌そうやけど、大丈夫？
蓮「なんで、康兄が起きてんの？」
そっち？突っ込むとこもっと他にあるんちゃう？
「なんや、てる兄から聞いてないの。涼太兄が風邪やから、俺が代わりにご飯作ってんねん。」
蓮「風邪なんだ、涼太兄。」
反応薄っ。まあ、蓮らしいけど。
「よし、できた！」
何とか人数分用意できた。これを毎日やってる涼太兄ってすごいなあ。
辰「部屋に入るなって言っただろ！」
2階から辰兄の怒る声が聞こえる。どないしたんやろ？
亮「ちょっとだけだって！」
2階に行くと、辰兄から怒られてる亮平兄の姿が。
辰「お前は風邪ひきやすい上に、風邪をひいたら心臓に負担がかかるから、部屋に入るなって言ったの。」
蓮「ねえ、もうやめてあげなよ。亮平兄だって反省してるし、亮平兄がかわいそう。」
蓮は相変わらず亮平兄にあまいな。
辰「はぁ〜。ご飯食べて、早く学校いきな。遅刻する。」
朝からため息なんかつく辰兄。辰兄も苦労が絶えへんなぁ。笑
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作者名：しあべ | 作成日時：2023年3月15日 14時
