涼太side ページ21
家に帰り、みんなは降りたけど、俺はパーティに使う食材を買いに行くため、照と2人でスーパーへ。
照「みんなが手軽に食べられるものがいいんじゃない？」
「そうだね。出前でピザとかも頼んじゃおうか。」
さすがにピザは作れないしね(ピザ窯がないから)。
「うーん。難しいな。」
みんなが喜ぶような料理ねぇ…。
「豆腐のカプレーゼとかいいな。あと、これくらいの小さいエビパンとか。」
たまごっちくらいの大きさのパンなら手軽に食べられるしね。
照「なんか、聞いたことない料理名が出てきたんだけど。っていうか、俺、肉も食べたい。」
ああ、そうだね。年頃の男子はお肉も食べたいよね。
「じゃあ、スパイシーチキンにしよう。あと、肉巻きおにぎり、ホットプレートを使って、チーズフォンデュとか。」
どんどん、アイデアが浮かんできた。同時に、喜んで食べてる兄弟たちの姿も。笑
照「想像してたらお腹すいてきた。」
照のお腹が鐘を鳴らしてる。
「ハハッ。早く帰って作ろうか。」
必要なものを買い込み、早く兄弟たちの喜ぶ顔が見たくて、急いで帰った。
「ただいま〜。」
2人でスーパーの袋を抱えて、家に入る。
辰「おかえり〜。」
康「涼太兄、俺も手伝う。」
康二が手伝ってくれんなら、早く作業が終わりそう。
「ありがとう。」
康二と2人でキッチンに立つ。
康「どんなんにすんの？」
「みんなが手軽に食べられるもの。例えば…、小さいエビパンとか、肉巻きおにぎりとか。」
聞いた事のない料理名に、康二が首を30度程傾ける。
「まあ、康二は俺の指示通り、動いてくれたらそれでいいよ。」
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作者名：しあべ | 作成日時：2023年3月15日 14時
