今日:27 hit、昨日:5 hit、合計:3,940 hit
小｜中｜大
ジェシーside続き ページ6
帰って早速カレー作りに取り掛かる。
北「ジェシー！玉ねぎ剥きすぎ。」
「ごめん。」
北「ジェシー！人参は乱切りじゃなくて、半月切り。」
「I'm sorry...(ごめんなさい)」
北「ジェシー！そろそろルーを入れないと！」
「ごめんなさい！」
さっきからこんな感じ。怒られてばっかの俺と、注意してばっかの北斗。しかも、中々の声量で注意するから、そろそろ近所の人から苦情来そう。
ピンポーン
噂をすればインターホンが鳴った。苦情じゃないの？どうする？
北「俺、見てくる。」
カレーをかき混ぜていた北斗が玄関に。
しばらく待ってたけど、全然帰ってこないじゃん。一体何してんの？不思議に思って玄関に行ってみたら…。
「慎太郎！」
そういや、今日帰ってくるって樹がメールで言ってたな。
北「急に帰ってきたのかと思ってびっくりしたじゃん。」
樹、北斗には知らせてなかったみたい。もう…！イジワルな樹。笑
慎「ただいま、ジェシー。ところで、この匂いはカレー？」
うん。正解正解大正解。
北「どうりでカレーの量がいつもより多いなと思った。慎太郎が帰ってくるから多めに作ってたんだ。…ん？ジェシー、カレーは？」
もう完成したけど？
北「火、つけっぱなしなんじゃ…。」
北斗の言葉で我に帰る。
「Oh My God！！」
すっかり忘れてた！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しあべ | 作成日時：2024年3月18日 19時
