ジェシーside続き ページ15
俺の予想は大当たり。俺だけ別メニューが用意されていた。
「俺…だけ…これ？」
大「うん。」
そんな至極当然のように頷かないでいただきたい。
「これじゃ、お腹が満足しないよ。」
お腹減っちゃうじゃん。
大「でも、体は満足するから。」
なーに訳の分からないことを言ってんの？
優「いただきまーす。」
ああ、美味しそうなハンバーグ。俺も食べたい…！
北「一口食べる？」
いいの！？食べる食べる！
大「北斗！」
すると、北斗が大我に睨まれる。
「ねぇ、一口。一口だけならいいでしょ？」
じゃないと、大我のこと、どケチって呼んじゃうよ？
大「どケチで結構。どうせ、一口とか言いつつ、北斗のやつ全部食べちゃうんでしょ？」
うっ。
「How do you know?(なんで分かるの？)」
大「伊達にあなたの兄をしてません。」
そこまで言われたらしょうがない。
「いただきます…。」
大人しく、こっちの雑炊を食べるとするか。
翌日になれば、俺の体は完全復活！大我からも普通の食事を取っていいってさ。これほど嬉しいものはないね。笑
「いただきます！」
あー、幸せー！
「ん？」
と、思ってたんだけど…。
「これ作ったの優吾？」
優「あ、やっぱり気づいた？」
こんなに卵焼きが焦げてるのを始めて見るよ。
優「今回は自信あったんだけどなあ。」
Where does that confidence come out?(どこからそんな自信が出てくるの？)
北「こんなまっくろくろでよくそれが言えたね。」
北斗も同じことを思ってたみたい。
優「ま、そのうち上手くなるって。笑」
そのセリフ、これからも聞くことになりそうだな。笑
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作者名：しあべ | 作成日時：2024年3月18日 19時
