55 過去編 ページ9
部長「今日は来てくれてありがとう！」
「いえ！こちらこそ呼んでくださってありがとうございます」
部長「恭平もありがとう」
部長さんは私と恭平にお礼を言うと部員達の方を見た
部長「恭平もそろそろ着替えてこい。もう少ししたら部活始まるから」
恭平「そうっすね！」
そう言うと恭平は走って言ってしまった
恭平って先輩の前でもチャラいんだね……
私はそんなことを思いながら苦笑してしまう
私が恭平の方を見ていると隣にいる部長さんの方からため息が聞こえた
部長「恭平って昔からあんな感じだったの？」
「はい……」
部長「そんな申し訳なさそうにしなくてもいいんだよ。心配しなくてもあいつ嫌われてないからさ」
「そうですか…」
昔から恭平はあんな感じだったけど誰も恭平のことを虐めたりすることは無かった
むしろいろんな人が恭平の周りに集まってくる
恭平って自分では気づいてないけど皆に好かれやすいんだよね
私もそんな彼の事を尊敬してる
私は自分でも気づかないうに笑顔になっていたらしい
部長「どうした？急に笑って」
「い、いえ！そういえば私を推薦してくれた人は…」
私は恥ずかしくなって話を変えてしまった
私を推薦してくれた人は私の事を知ってたのかな……
同じ学校だから私のことを知ってても何とかなく分かるけど、推薦してくれるほどの仲は……
部長「そういえばまだ来てないな…。また女子に呼ばれてるな…」
「女子に人気の方なんですか？」
部長「学校の中でも人気の方らしい。永瀬と同じぐらいって誰かが言ってた。あいつが推薦するのは珍しいんだよな…」
「そうなんですか？」
部長「そうそう。珍しいっていうよりも初めてなんじゃないかな？てか、それにしても遅いな」
なんか急に帰りたくなってきた……
話を聞いていくうちにここにいるとあの人に会いそう…
永瀬先輩と同じくらい人気の先輩ってあの人しか……
部長さんの話を聞きながらそんなことを考えていると肩に誰かの手が置かれた
怜央「あ、結城ちゃんじゃん！」
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美沙樹(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます！一つだけ、主人公の名前を自分で変更できるようにして頂けたら嬉しいですm(_ _)m (2018年3月28日 10時) (
レス) id: e0433e5f58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご水 | 作成日時：2018年3月28日 3時
