159side結和 ページ9
ココアとバームクーヘンを食べながら、夜ご飯まで3時間ほど、和くんと雅紀くんは私に一生懸命松本さんの事を教えてくれて、たくさんの事が分かった。
松本さんがコンサート演出をしていて、凄く熱い人だという事
盆栽が好きで意外と古風な人って事
体調が悪いとすぐに薬をくれる、気遣いの出来る人って事
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他にもたくさんの事を教えてもらった
n「でもさ、やっぱ会ってみないと松潤の本当の良さは分かんないよ。
松潤のいい所は口で語れるほど少なくも浅くもないからさ笑」
a「そうそう！
特に松潤って、一緒にいてこそ分かる優しさとか気遣いがあるからね笑」
結「そうだよね…
今度会ってみよう、かな…」
a「ほんと!?
良かったぁ〜」
n「無理はしなくていいからね」
結「うん、ありがとう」
n「じゃ、そろそろ晩御飯にしよっか。
手伝ってくれる？」
結「うん！」
a「任せろ！」
n「アナタ左手だけで何が出来るの笑」
a「俺の左手なめんなヨ！笑」
私は和くんと雅紀くんのお陰で、松本さんに会ってみようと思う事ができた。
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晩御飯はすき焼きだった
雅紀くんが砂糖と塩を間違えるという定番のミスをして和くんに怒られたり、
誰が左手で卵を綺麗に割れるか勝負して、卵を握り潰しちゃった雅紀くんは予選敗退。
決勝は私と和くんで、
黄身に付いた"白いやつ"を綺麗に取る対決をして、雅紀くんの独断判定で私の勝ちに笑
実際は、和くんの方が圧倒的に綺麗に取ってたから、和くんは文句をぶぅーぶぅー言ってた
とにかく、凄く楽しくて時間はあっという間に過ぎた
n「そろそろ帰った方がいいんじゃない？」
3人で後片付けをして、
テレビを観ながらババ抜きをして、雅紀くんが5回連続で負けた時、和くんが時計を見ながら言った。
今は9時
結「そうだね…」
a「えー俺、まだ勝ててないのに〜」
n「アナタは何回やっても勝てないから諦めなさい
ほら、ちゃんと送ってあげてよ？」
a「分かってるよ。
結和ちゃん、帰ろっか。」
結「うん！」
もう少しいたいけど、佳代さんが心配するし、身体にも良くないから帰らなきゃいけない
a「ごめん、俺トイレ行っとく！」
雅紀くんがトイレに行き、リビングに和くんと2人。
n「今日は、わざわざ来てくれてありがと」
結「私の方こそ、色々ありがとう」
n「あのさ、」
結「ん？」
n「24日って何か予定ある？」
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作者名：ミックス。 | 作成日時：2017年12月13日 23時
