183side相葉 ページ33
ついたところは、少し山奥の大きな建物の前。
病院から1時間ぐらいだった。
大きくて白いコンクリートの建物で、
高さは4階建ての学校の校舎ぐらい。
広さは、広すぎてどこまであるのか分からない
とりあえず、タクシーには帰ってもらい、
入口らしき所の前に立つ
a「これ、かな…」
インターフォン？を押すと、
大きな黒い門がギギィーと開いた
戸惑いながら敷地に入ると、黒のタキシードを来た男の人がいた。
男「相葉雅紀様でしょうか？」
a「はい…」
男「私、影山と申します」
a「影山さん…」
影山「こちらへどうそ」
影山さんに連れられ、建物の扉の前に立つ
影山「お手数ですが、網膜認証となっておりますので、こちらのカメラに目を…」
言われるがまま目を当てると、
影山「今ので、相葉様の網膜が登録されましたので、いつお越しいただいても大丈夫です」
a「はぁ…」
よく分からないが、おれはいつでもこの建物に入れるらしい。
影山「では、こちらへ」
俺の網膜？によって解除された扉が開き、入ると真っ白な部屋。
そこで、影山さんの指示の下、
手の消毒や、何をされてるのか分からない機械をくぐり、全ての荷物を預けて、靴を履き替えて、やっと次の扉へ。
影山「この部屋に入る時は、さっきした事を怠らないよう、よろしくお願いします」
a「はい…」
影山「この扉を開けると、どこかにお嬢様がおられますので、お探しください。
では、私はここで失礼致します」
a「あっ…」
影山「なにか？」
a「ありがとうございました…」
影山「いえ笑
では、ごゆっくり…」
影山さんは、さっさと建物から出ていってしまい、俺は1人ドアの前に取り残された
お嬢様って誰？
結和ちゃん？
え？結和ちゃんってお嬢様なの？
さっきの人誰？
影山さんって何者？
てか、ここどこ？
a「はぁ…」
わかんない…
開けるしかないか…
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作者名：ミックス。 | 作成日時：2017年12月13日 23時
