176side二宮 ページ26
そっと屋上のドアを開ける
そこには…
リーダー
翔ちゃん
まーくん
潤くん…
びっくりして、後ろを振り向く
結和はニコッと微笑んでくれた。
結和を信じる…
よし。
ゆっくり、確実に、一歩一歩、
潤くん達との距離を縮める
広い病院の屋上で、潤くん達との距離はあと50メートルぐらい。
怖くて1度足を止める
すると、潤くんがゆっくりと足を踏み出した
少しずつ近づいてくる潤くん。
あぁ、久しぶりだな…
すげー会いたかった。
自然と動き出す自分の足を止めようとは思わない
潤くん、
潤くん。
あと、5メートル
ハッキリと見えた潤くんの顔
4
相変わらずカッコイイな…
3
あ、目が合った
2
大丈夫みたいだね
1
フワッと香った潤くんの優しい匂い
0
会いたかったよ
潤くん。
抱きしめられた、
いや、思いっきり抱きついた潤くんの体は痩せて、筋肉も落ちている
m「ニノ…
ごめん、俺…」
n「俺も、ごめんね…」
抱きついていた腕を解いて、
潤くんの顔を見る
n「久しぶり。潤くん」
m「ん。これからもよろしくな」
n「ふふっ笑じゅんくんっ！！！」
また、思いっきり抱きついてやる
"やめろよ〜"なんていいながら、しっかり受け止めてくれる潤くん。
s「これでやっと5人で会えたな」
o「めで鯛ね笑」
いつの間にか側に来ていた3人。
n「ちょ、今俺と潤くんが感動の再会中なの！
入ってくんなよ笑」
俺も混ぜてーーー！と抱きついてくるまーくんを、シッシと追い払う
m「結和ちゃん、ありがとうね」
結「はい笑」
m「結和ちゃんが俺の背中を押してくれたんだ」
結和が潤くんに何をしたかは分からないけど、
結和の事だから、きっと結和にしかできないような事をしたんだろうな…
結「良かったです。
また5人の嵐さんが見られて笑」
結和が俺ら5人を見て、嬉しそうに笑う
a「ねぇ！写真とろうよ！
で、ファンクラブに載せよ！」
まーくんのアイデアで結和に5人の写真を撮ってもらう
それから、5人でたっぷり結和と波多野先生に感謝して、潤くんの退院も決まった。
様子を見ながらだけど、1週間後退院予定。
この寒空の下、体は冷えきったけど、
心は最高に暖かった。
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作者名：ミックス。 | 作成日時：2017年12月13日 23時
