166side櫻井 ページ16
o「あ、忘れてた！」
朝ごはんを食べ終わり、
二日酔い気味の2人でボーッとソファーでくつろいでいると、
いきなり立ち上がり、あわあわとしている智くん。
s「どうしたの？笑」
o「充電！」
s「充電？あぁ笑」
俺ので良かったら…と、充電器を渡す
o「ありがと！
70パーしかなかったの！危なかった〜」
彼の危ないの基準がよく分からないが、
これにも慣れた。
o「あ、ついでに送っとこ〜っと」
智くんは携帯で誰かと連絡を取ることはあまりしない。
一瞬見えた画面はLINEで、珍しいなぁ…
と思った
o「今日は何にしよう…」
なにやら独り言をブツブツ
これにも慣れた。
o「あ、そうだ！」
どうした、どうした
俺に勢いよく近づいてきた
o「はい、チーズ！」
ｶｼｬｯ
s「は？笑」
俺、今写真撮られた？笑
o「うんうん。
イケメンイケメン。そーしん、っと。」
s「智くん、誰に送ったの？笑
俺、二日酔いで顔パンパンだよ？笑」
変な人には送らないだろうと信用してるけど、
それでも誰に送ったかは気になる。
o「ん？結和」
ゆ、結和ちゃん!?
s「なにしてんの!笑
もぉー最悪じゃん笑」
o「翔くんはいつだってイケメンだから
ダイジョウブ！」
ダイジョウブ！
じゃないよ…もう…笑
s「毎日連絡とってるの？」
o「うん
毎日一言ずつ笑
今日は、翔くんの写真♪」
面倒くさがりの智くんが毎日だなんて、
相当結和ちゃんにゾッコンだな…
でも、俺にはその恋を応援できない。
だってニノも結和ちゃんの事を好きなのを知ってるから
もちろん、ニノの事も応援するつもりはない。
俺はただ、皆が幸せになればいいな…と、
1番叶いようのない事を願うだけだ
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作者名：ミックス。 | 作成日時：2017年12月13日 23時
