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翔「それじゃあ、お邪魔しました〜！」
潤「おやすみ〜。」
智「んふふ♪また遊ぼうね、Aちゃん。」
雅「また来るね！おやすみ！」
A「本当にありがとうございました！おやすみなさい♪」
……バタン。
ドアが閉まると、一瞬で静けさに包まれる。
A「かずくん！ありがとう！すっごい楽しかった！」
「いーえ？それに、みんなが言い出したからね。いつかAをちゃんと紹介したかったし、ちょうどいいかと思って。」
A「かずくんの大切な人たちに会わせてくれて、ありがとう！」
満面の笑顔でこっちを見てるAの手を引いて、リビングへと戻る。
ソファーに座って、隣をトントンと叩くとAがそこに座る。
「遅くなったけど、これね。俺からのプレゼント。」
A「え…本当に？……開けてもいい？」
「いいよ。」
A「……あ、これ！！」
「A、ずっと欲しい欲しいって雑誌見てたでしょ？」
仕事柄、Aはいつもファッション雑誌を見てるんだけど、普段はザッと目を通してるだけなのに、1度だけ「うわ〜これ可愛いな〜」とつぶやいてたことがある。
本人は無意識なんだろうけど、その顔が可愛くて。
その雑誌をポイっと置いた瞬間、こっそりとAが見てたページをめくる。
そこには2連になっているネックレスが載っていて、下には花の形にカットされた小さめのトップ、上にはそれまた小さめのダイヤがついてる、いかにもAが好きそうなデザイン。
これをAがつけてるとこを想像すると、とっても似合ってて、今年の誕生日はこれに決めてた。
A「これ、欲しかったやつ！かずくん、何で知ってるの！？エスパー！？」
「Aのことなら何でも知ってるの。つけてあげよっか？」
A「うん！」
箱を受け取って、Aの後ろに回り、ネックレスをつけてやる。
「ほい、出来た。ん。やっぱ似合う。」
A「わぁ♪可愛い！かずくん、ありがとう！とっても嬉しい！毎日つけるね！」
「喜んでもらえて良かった。じゃあ、かずくんにご褒美ちょうだい？」
A「え、ご褒美？」
「そ。ご褒美。」
A「え、ひゃっ！！」
ハテナを浮かべてるAをお姫様抱っこして、寝室へ向かう。
「やっと2人きりになれたから。俺、もう限界。」
A「かずく…や。……ん。」
日付が変わるまで、楽しい時間を過ごしましたとさ。
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作者名：NinoNino | 作成日時：2016年4月29日 2時
