狼のごとく ページ27
長い廊下を歩いて、ある部屋の前で立ち止まり鍵を開ける。
そこは椎名プロデューサーの楽屋みたいで、
椎名「さ、どうぞ？」
椎名プロデューサーの誘導で中に入った、その時。
カチャ。
その音に振り返ると、椎名プロデューサーが鍵をしめて私を見ていた。
いつもと違う、薄い笑顔。
ギラギラした目。
やだ、…こわい。
そう思った瞬間、私の視界が天井と私を見下ろす椎名プロデューサーへと変わった。
あぁ、私押し倒されたんだ。
なんてこんな状況でやけに冷静。
「プロデューサー、やめてください。」
椎名「真美ちゃん、好きだよ。」
そういって顔を近付けてくる。
少し抵抗してみるけど、両手は頭の上で束ねられ、身体も全体重をかけて押さえつけられている。
全くビクともしない。
「お願いですから…こんなことやめてください。」
椎名「一緒に仕事しようよ。俺と一緒にいてくれたら、もっといい仕事回せるよ。」
「…こんなこと、やめてください。」
椎名「好きなんだよ。真美ちゃんのこと。」
そう言って、更に近付いてきたプロデューサーの顔。
もうダメだ。
何言っても通じない。
こわい、誰か助けて！！
その時。
…コンコン。
…コンコンコン。
誰かが扉を叩いた。
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NinoNino(プロフ) - るなさん» るなさん、初めまして！ありがとうございます＼(^o^)／今回初めて書く側になって、改めて難しいなぁと思っていますが、そうやって楽しみにしてくださる方がいてくださると励みになります！ (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 4282af39bf (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 初めまして(*´ω｀*)毎回楽しみに読んでいます＊更新楽しみです！ (2016年3月12日 16時) (レス) id: 0e73d07c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NinoNino | 作成日時：2016年3月9日 12時
