美白 ページ8
終業式の日。帰りの挨拶が終わると直ぐ、知念侑李に声を掛けられた。
「ねぇ、今度ここ行かない？」
そう言って彼は『海キャンペーン!!!』と大きなゴシック体でコピーされた紙をみせた。
海。行こっかな。
「この日いける？」
そう言って可愛い顔を傾げる。そういえばそんなモテテクあった気するな.....。まあ置いといて、
私は携帯で予定を確認した。
「大丈夫、空いてる」
「なら行こ！海！」
「え..いいけど...」
その後簡単な言葉を交わして知念侑李はクラスの山田君のもとへ戻っていった。
帰ってきて簡単な昼御飯を食べて行く先は慧の家。あきちゃんに相談するのだ。
インターホンを押してそのまま
「鍵かかってないから入ってきて」
と言われた。多分声は、あきちゃん。
防犯大丈夫なのかなぁと考えながら入り、あきちゃんの部屋に進んだ。
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暫く部屋の雑誌を読んでいると飲み物を持ったあきちゃんが入ってきて、
「どうしたの？相談って」
取り敢えずあきちゃんが飲み物を渡して来たので一口程、飲んだ。
そして一息して
「あのさ....知念侑李に告白された。
どうしたらいいの？」
「え」
あきちゃんは、あまりにも驚いたのか固まってしまった。
続けて
「あと、海にも誘われた。」
するとあきちゃんは意外にも
「行ってみたら？」
と言われた。あの驚きようだったのに..？
「でも...」
「お兄ちゃんのことはほっといて、向き合うことも大切。それに友達だと思えばいいんじゃない？」
さらに続けて、
「美白始めよ！」
取り敢えず、会議始めるみたいです。
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仁乃(プロフ) - コメントありがとうございますv(・∀・) 更新頑張ります！ (2017年6月11日 10時) (
レス) id: 0e44528535 (このIDを非表示/違反報告)
侑貴 - このお話、すごく面白いです!!更新頑張ってください!! (2017年6月10日 12時) (レス) id: 20d87a6e4c (このIDを非表示/違反報告)
仁乃(プロフ) - ありがとうございます<(_ _*)> これからもよろしくお願いします(*´ω｀*) (2017年6月9日 18時) (レス) id: 0e44528535 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾圭 - このお話すごく好きです！ (2017年6月8日 5時) (レス) id: 0628f74c37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁乃 | 作成日時：2017年6月3日 10時
