告白の返事 ページ20
嘘とか、遊びとかじゃなくて本気＿＿。
「ねぇ、侑李はいつから私のこと好きなの？」
いつの間にか口が動いて、聞いていた。
「ずっと...前から」
侑李が顔を赤くしてそう答えた。
「一目惚れだったの。確かに...デブだったし、オタクだし他の人なら違う人にするかもしれない。 けれど
Aだけの魅力に惹かれたんだ。」
「じゃあ、慧との"不釣り合い"は？」
「悔しかったんだ。どうして先に告白しなかったんだろうって。でも、伊野ちゃん先輩は浮気していた。
だから、今がAの奪える絶好チャンスだったんだ。ごめんね、僕、腹黒いね」
ドキドキしなかった。なぜなら、分からなかったから。侑李の気持ちが。
言葉の意味は理解できた。
しかし何故か、分からない。
はい、って言うと思ったのに。
慧が、まだ好きみたい。
どうしたら、いいの？
.
.
.
.
「考えさせて」
そう言って帰った後、一人寂しい部屋に来た私は、涙を流した。
「ねぇ、どうしたらいいのか分からないよぉ」
昔はよく泣いていたなぁ、と思いながらも涙は止まらない。
そして涙が止まった頃、私は一つの答えを導き始めた。
.
.
.
.
翌朝、私は侑李の家へ行った。
告白の返事をするために。
暫く待っていると侑李が来た。
「A、返事は決まったの？」
「うん。
よろしくお願いします」
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仁乃(プロフ) - コメントありがとうございますv(・∀・) 更新頑張ります！ (2017年6月11日 10時) (
レス) id: 0e44528535 (このIDを非表示/違反報告)
侑貴 - このお話、すごく面白いです!!更新頑張ってください!! (2017年6月10日 12時) (レス) id: 20d87a6e4c (このIDを非表示/違反報告)
仁乃(プロフ) - ありがとうございます<(_ _*)> これからもよろしくお願いします(*´ω｀*) (2017年6月9日 18時) (レス) id: 0e44528535 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾圭 - このお話すごく好きです！ (2017年6月8日 5時) (レス) id: 0628f74c37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁乃 | 作成日時：2017年6月3日 10時
