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慧から言われた言葉を何度も脳内リピートしながら家へ帰った。
家へ帰ったらあきちゃんが玄関にポツンと体育座りしていた。
「あきちゃん」
そう声をかけるとキラキラ可愛い笑顔を向けて
「どうだった?お兄ちゃん何か言ってた?」
うん、と私は帰り道に言ってくれた事を話した。
するとあきちゃんがうるうるした顔で
「やったね。イエーイ」
と言ってハイタッチをした。
「あきちゃん、もっと。もっと可愛くなりたい」
そう言ったらコクりと縦に頷いてくれて
「じゃあ会議しよっか」
そして私の部屋に今、居る。
「手っ取り早いメイク教えます」
「まずメイクの基本ベースメイクをしよっか。道具はこれパウダーファンデーション、化粧下地___」
「やり方は....__。ねぇ、聞いてる?」
そうして顔を見てくるあきちゃん。
しまった。ボーッとしちゃった...。
でも、メイクって肌に負担かかるってテレビでやってたし。
面倒だし、
やり方色々有りすぎて無理。
メイクは....断ろう。
私はまじまじと顔を上げてあきちゃんに
「メイクはいいや。素のままで可愛くなりたい。」
するとあきちゃんはあっさりと
「分かった。メイクはまたデートの大切な日にだけしよっか。....なら、肌断食する?」
「お金も掛からないし、楽だし。あ、でも始めは凄く肌荒れしちゃうけど」
とメイク道具を片付けながらあきちゃんが言った。
「ありがとう。どうしたらいいの?」
私は首を傾げて聞いた。
別にあざといとか意識してないよ(笑)
「え、なにもしない。洗顔はしないし、スキンケアも必要ない。メイクもしないし...それだけ。」
凄く簡単そう....
肌断食、始めてみます。
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仁乃(プロフ) - コメントありがとうございますv(・∀・) 更新頑張ります! (2017年6月11日 10時) (レス) id: 0e44528535 (このIDを非表示/違反報告)
侑貴 - このお話、すごく面白いです!!更新頑張ってください!! (2017年6月10日 12時) (レス) id: 20d87a6e4c (このIDを非表示/違反報告)
仁乃(プロフ) - ありがとうございます<(_ _*)> これからもよろしくお願いします(*´ω`*) (2017年6月9日 18時) (レス) id: 0e44528535 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾圭 - このお話すごく好きです! (2017年6月8日 5時) (レス) id: 0628f74c37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仁乃 | 作成日時:2017年6月3日 10時