ズキズキ*イタイ ページ37
和也「……華？」
小さい声なのに、やけに響いて聞こえる声。
華「あ、カズ」
可愛らしい笑顔で二宮の名前を呼ぶ華さん。
和也「……………」
二人の世界に入っちゃったのが分かった瞬間に、櫻井の隣に相葉が座る。
「げ、相葉」
雅紀「そんな嫌がんなくても良いじゃん!!!」
少し明るい茶髪の相葉は、サラッサラの髪を揺らして私に怒鳴る。
お店にいた女の人は櫻井と相葉に釘付けで。
皆が皆、私を羨ましそうに見る。
へへーん、どうだ!!!
羨ましいだろ!!!!
翔「顔がいつもより不細工なんですけどー」
雅紀「こんな子に育てた覚えは無いんですけどー」
一人でにやけてた私に、変な顔をしながら話す二人。
「……ねぇ、相葉。
あの二人はどういう関係？」
気になる、気になるよ。そりゃあね？
雅紀「んー、ニノの幼馴染み？」
大雑把に説明した相葉が「華ちゃん、俺、豚カツ定食ね!!!」
なんて元気よく言う。
二宮と話していた華さんは、一瞬名残惜しい様な顔をして、また厨房に帰っていった。
和也「よっこいしょ」
おじさんみたいに、私の隣に座ったオトコ。
「……なんで隣に座るわけ？」
当たり前みたいな顔をして、普通に隣に座る二宮。
和也「いや？ここしか空いてなかったから」
そっか、なんて納得した時に運ばれてきたオムライス。
華「お待ちどう様でーす」
可愛いオムライスを、私と櫻井の分を持ってきた華さん。
華「あ、そう言えば!!!カズは何にする？」
ふんわり笑う彼女に、また二宮もふんわり笑う。
和也「要らない、コイツの貰うから」
私を見ながら華さんに伝えた二宮。
華「そっ、か……」
落胆した華さんに、二宮は、「じゃあ水頂戴？」なんて優しく笑うんだ。
ふんわり笑い合う二人を見ると、胸が切り裂かれるみたいに痛いのはどうして？
ねぇ、痛いよ。
胸が、痛い。
*
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みう(プロフ) - ちょりんさん» ちょりんさん、コメントありがとうございます!!!咲は私も許せませんが……(笑)灯ちゃんとは、仲良くしてもらいたいですね♪黄色王子絡みで仲は悪くなってほしくないなーなんて(笑)お楽しみに!!! (2015年2月17日 0時) (
レス) id: 3a58099aa5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょりん(プロフ) - 初めまして！咲が許せないけど、灯が主人公みたいにならないか心配です(><)今度こそ素敵な女友達ができてほしい…。続きも楽しみにしてます！ (2015年2月17日 0時) (携帯から) (レス) id: 83acbf6b6f (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - 嵐ラブさん» 嵐ラブさん、コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2015年1月12日 23時) (レス) id: 3a58099aa5 (このIDを非表示/違反報告)
嵐ラブ - 凄い面白いです(^-^)v更新楽しみにしてます♪ (2015年1月12日 22時) (レス) id: 26ca5769fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みう
| 作成日時：2014年12月31日 17時
