気象系わんこさんの毎日 (ページ37)

今日:13 hit、昨日:10 hit、合計:61,251 hit

4.続ページ37

和side

潤「最終対決は、────！！！」

ヤバイ、ヤバイ

頭の中のほとんどをその思いが占める。

今だって、座ってるはずなのにふわふわしてるし、
Jの濃いお顔が隣に見えるはずなのに、ぼやけたり
グルグルして見えないし、みんなが暖房と照明で
ちょっと暑くない？って言ってるのに、体が震える
ぐらい寒いし、耳が聞こえにくいし……

いつの間にか俺のフラフラな体は、Jに
もたれ掛かっていった。

潤side

さっきから和が隣でフラフラしてる。

しきりに座り直したりしてるから、
もう限界近づいてるんじゃないかな？

そう考えてたら、和が俺の方にもたれてきた。

((ちょっと暑すぎじゃねーか？))

和「あ、ごめん。」

翔さんもリーダーも後ろから見て気づいてる。
もう少しで収録終わる。そう思って、早めに
エンディングにもっていった。

リーダーと相葉くんが和の腰に手を回して
支えている。

ファンにはふざけてるように見えるはず…

スタッフ「終了です。」

「「「「ありがとうございました。」」」」

相葉くんが和をおぶって楽屋に連れていく間、
和は収録を見に来たファンに笑顔で答えている。

((プロ意識高すぎだよ……))

楽屋につくなり、和はその場に座り込んでしまった。

相葉くんと両脇を抱えソファーに寝かせてから、
俺は体温計を借りに行くことにした。