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山田side
いのちゃんに呼ばれて、指定の居酒屋に向かったら、上下スウェット姿の相手が立っていた
伊｢やっときた｣
山｢まだ30分経ってないから良いでしょ｣
呼び出しといてなんなんだよ。
伊｢取り敢えず入ろー。｣
山｢はいはい｣
相変わらず自由人だな
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『いらっしゃいませー。何名様ですか？』
伊｢2人です｣
『2名様ですね。こちらへどうぞ』
伊｢ありがとうございます｣
ここめっちゃお洒落なんだけど…
山｢いのちゃん、こんなお洒落な居酒屋さん知ってたんだ｣
伊｢薮からおしえてもらったぁ｣
やっぱり。
そして、恐らく薮ちゃんも誰かから教えてもらったな
伊｢今日は呑みまくるぞ〜｣
山｢はいはい｣
この人が沢山呑むとなると、俺が飲めるのは3杯くらいかな。
いのちゃんお酒弱いから介抱しなきゃいけないだろうし
伊｢やまだぁ。何頼む？｣
山｢唐揚げと枝豆と焼酎かな｣
伊｢おっけー｣
そう言うといのちゃんは
伊｢すいませーん｣
伊｢唐揚げ2つと枝豆1つと、焼き鳥1つ下さい｣
『飲み物はどうされますか？』
伊｢焼酎1つとビール1つ下さい｣
『かしこまりました』
伊｢ありがとうございます｣
いつものいのちゃんからは考えられないぐらい、スマートに注文をしていた
山｢注文、めっちゃスマートだったね｣
伊｢そう？｣
…無自覚かよ。なんか腹立つ
伊｢そういや、今日何時に忘年会終わるか知ってる？｣
山｢なんで？｣
伊｢薮が12時過ぎるかもって言ってたから｣
なるほどね
山｢多分11時30分ぐらいじゃない？大ちゃんがいつもそれぐらいだから｣
伊｢ありがとー｣
山｢いいえ｣
どうして？とか聞いたら面倒くさそうだから絶対聞かない
なんて考えてると頼んでたものが運ばれてきた
伊｢じゃあ飲み物も来たことだし。かんぱーい｣
山｢かんぱーい｣
さぁ、宴という名の愚痴会の始まりだー。
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作者名：奏音 | 作成日時：2023年12月17日 16時
