○彼女の場合 ページ44
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わかってもらえるように、ちゃんと伝わるように
誕生日に振られたって一緒に過ごせたことは悪い思い出にはならないから
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「お祝いしてほしかったのは、Aさんが好きだからです。僕にとって特別だからです。
でも、だからってAさんにとって僕が特別とは限らないから、先日はああやってちょっと荒れました。ごめんなさい」
重たくならないように、あえて くぅん、という顔を意識して表情を作る
Aさんは驚いたような慌てたような顔をしてる
「あの、これ言いたかっただけなので、お返事は大丈夫です。ごはん冷めちゃうので食べましょう」
「…じゃあ、食べながらでもいいからちょっと話していい？」
「はい」
Aさんも引き続き食事を続ける
今度はこっちが待てばいいのかな
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しばらくお互い箸を進めて、
見つめては無いけど、視界にはいるAさんの箸が止まるから視線を向ける
「…それは、恋愛感情ってこと？」
「…ぶ！あっ、ごめんなさい笑ってないです」
「いや笑ったよね」
「すみません、笑いました。え？完全に伝わったと思ってました」
「もしかしたら違うってことも有り得るかなと思って、確認」
「…はい、恋愛感情で、です。一緒にいたいって思ってます」
「……そっか、…そっか」
一点を見つめて何やら考えてる
シンプルに伝えたつもりではいたけど、Aさんからすればこんがらがる案件なのかもしれない
「ジョンウくん」
「はぁい」
「髪の毛、似合ってるね」
「このタイミングで？へへ、でもありがとうございます」
「かわいいとか、食いしん坊だとか、それだけじゃないよ、ジョンウくんは」
「ほんとですか〜？」
「ほんと。優しいし、言葉があったかいし、一緒にいるとぽかぽかする。ジョンウくんと食べるご飯はすんごい美味しいし」
「ふふ、僕もです」
「…だからね、おんなじ気持ちでよかった」
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「わたしもジョンウくんのこと特別だって思ってるよ」
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towa(プロフ) - ユユさん» ユユさん初めまして。コメントありがとうございます。主人公ではなくそっちのポジションで観察するんですね。ぜひ主人公にも感情移入していただけたら幸いですが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (
レス) id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
towa(プロフ) - こんぺんとさん» こんぺんとさん初めまして。コメントありがとうございます。癒しをテーマに作っていたのでそのお言葉がうれしいです。今後の展開はわたしにもわかっていませんが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (レス) @page42 id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
ユユ(プロフ) - ジョンウが可愛すぎます。。この3人の絡みを同じフロアから観察するモブになりたい人生です。 続き楽しみにしてます！！ (1月28日 15時) (レス) @page29 id: 58a0b3a17f (このIDを非表示/違反報告)
こんぺんと - 年下ジョンウくん癒やされます。たまにある少し大胆な発言どきっとします。今後の展開も楽しみにしています。 (1月24日 2時) (レス) @page29 id: b3efccfb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：towa
| 作成日時：2024年1月11日 21時
