忘れ物 ページ40
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ドアを開けると、上着の襟を口元まで上げたジェヒョンが立ってる
寒いからか鼻が少し赤い
そしてすぐ後ろにはジョンウくんの気配がする。体温がすぐそこにある、気がする
「イケメンが立ってるな」
「忘れ物」
ずい、と差し出されたのはネームカードにストラップが巻き付けられた社員証
「誰の？」
「Aの」
「え！嘘…気付かなかった！ありがとう」
「デスクに置きっぱ。どうやって出たの？」
「あー…ソヨンちゃんと出てきたから、ソヨンちゃんがドア開けてくれたからそのまま出られたんだ。いやーめちゃくちゃありがとう」
「別に、ここ帰り道だし。」
「たしカニ。あ、ジェヒョンちょっと待ってね。おかし」
『いいって』と少し笑ってるようなジェヒョンの声を背に、おかし何があったかな、と引き返すとやはりすぐ後ろにジョンウくんがいて、綺麗な顔を間近に、一瞬固まってしまった
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「ん。なんかいる。誕生日おめでとう」
「え…、えっ！ありがとうございます。なんで知ってるんですか？まあいいや嬉しい！へへ」
「飯食いにきてんのね」
「はい！今日はご馳走です！」
「いいね」
「もうすぐでご飯が炊けます！」
「おー、たくさん食ってきな」
そんな会話が聞こえてきて笑ってしまう
ジョンウくんの身内いる？
「ジェヒョンほら、これもらって。ほんとに助かったから」
「もらうわ、ありがと。」
そう言うとわたしとジョンウくんを交互に見るジェヒョン
『じゃ』と浅く会釈して、また襟を口元まで上げて帰って行った
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「ないの気づかなかったー、あぶな。
ジョンウくん、来客対応までありがとね」
「へへへ」
ご飯が炊けるまであと3分。
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towa(プロフ) - ユユさん» ユユさん初めまして。コメントありがとうございます。主人公ではなくそっちのポジションで観察するんですね。ぜひ主人公にも感情移入していただけたら幸いですが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (
レス) id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
towa(プロフ) - こんぺんとさん» こんぺんとさん初めまして。コメントありがとうございます。癒しをテーマに作っていたのでそのお言葉がうれしいです。今後の展開はわたしにもわかっていませんが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (レス) @page42 id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
ユユ(プロフ) - ジョンウが可愛すぎます。。この3人の絡みを同じフロアから観察するモブになりたい人生です。 続き楽しみにしてます！！ (1月28日 15時) (レス) @page29 id: 58a0b3a17f (このIDを非表示/違反報告)
こんぺんと - 年下ジョンウくん癒やされます。たまにある少し大胆な発言どきっとします。今後の展開も楽しみにしています。 (1月24日 2時) (レス) @page29 id: b3efccfb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：towa
| 作成日時：2024年1月11日 21時
