お客さん ページ39
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わたしの家の炊飯器の使い方を完全にマスターしていたジョンウくん
手馴れたように炊飯を完了させると、『どうですか？』とでも言うように、片方の口角を上げてこちらを見てきてかわいい
それからも、買ってきた食材を袋から出してくれたり、コップを用意したりなどせわしなく動いてくれてた
「ありがとう」
「次なにやりましょうか？」
「…うーーーん、じゃあリビングでこたつ入って、お茶飲んで、わたしの代わりにテレビ観ててもらおうかな」
なんで主役が、食費まで出して、しかもお手伝いまですることがあるのか
あなたは快適にいてくれさえすればいい
冷蔵庫を漁りながら返事を待つもなかなか返答がなく、気配もそこにあるから見上げると、シンクに両手をついたジョンウくんがわたしを見て意味ありげに笑う
こんな大人っぽい顔するんだ、と思った
たぶん休み中にかけたであろうゆるいパーマも最高に似合ってるし
「なんですか？その顔は」
「僕、Aさんの役に立ちたいです」
「役に立ちまくってるよ？いつも、ほんとに助かってるし。でも本日の主役はジョンウくんだよ」
膝立ちの状態から、冷蔵庫を閉めて立ち上がり、
イタズラっ子みたいな顔をしてるジョンウくんに向く
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その時、インターホンが鳴って
『僕が』って、わたしの代わりにモニターの方へ向かうジョンウくん
なかなか応対の声が聞こえてこないからわたしもリビングに入りモニターを確認すると、ジョンウくんがこちらを見た気がした
「ん？ジェヒョンだ」
なんだ、ジェヒョンじゃん、変な人でも来たのかと思った
通話ボタンを押さずそのまま玄関へ向かうと、トントントン、と肩をつつかれて振り向くと
「え、ジェヒョンさんですよね？」
って、目をぱちくりさせて少し慌ててる
「うん、なんか来たね」
「え僕こここ僕ここいて大丈夫ですか？ジェヒョンさんが今来て、僕いて、ご飯作ってて、ご飯が炊けて、」
早口でワタワタ喋ってる不思議なジョンウくん
『だいじょぶだよ』と返して、躊躇なくドアを開ける
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towa(プロフ) - ユユさん» ユユさん初めまして。コメントありがとうございます。主人公ではなくそっちのポジションで観察するんですね。ぜひ主人公にも感情移入していただけたら幸いですが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (
レス) id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
towa(プロフ) - こんぺんとさん» こんぺんとさん初めまして。コメントありがとうございます。癒しをテーマに作っていたのでそのお言葉がうれしいです。今後の展開はわたしにもわかっていませんが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (レス) @page42 id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
ユユ(プロフ) - ジョンウが可愛すぎます。。この3人の絡みを同じフロアから観察するモブになりたい人生です。 続き楽しみにしてます！！ (1月28日 15時) (レス) @page29 id: 58a0b3a17f (このIDを非表示/違反報告)
こんぺんと - 年下ジョンウくん癒やされます。たまにある少し大胆な発言どきっとします。今後の展開も楽しみにしています。 (1月24日 2時) (レス) @page29 id: b3efccfb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：towa
| 作成日時：2024年1月11日 21時
