自信の記憶力 ページ4
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それでも、会わないと記憶は薄れるもので、彼との出来事はとっくに頭から抜けてたある日の昼前
給湯室で紅茶のティーバッグを選んでいるとここへ近づく足音
狭い空間で知らない人と居合わせるのって少し気まずいから、もういいやとテキトーに選んで封を切りお湯を注ぐ
「うお」
「お疲……ンなーーーんだよ〜ジェヒョンか」
「お疲れ」
「お疲れ様です」
なんかしょうもない報告をジェヒョンに共有しようとしてたんだよなそういえば
でもなんだっけ、忘れちゃったな
ジェヒョンがお湯を注いでる間、やたらにお湯にティーバッグを上下させているとパッとこちらに目をやり、また給湯器を向いたジェヒョン
「…俺の事待ってんのかい」
「そう、なんか言いたかったんだよ、なんだと思う？」
「それは俺が聞きたい」
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するとまた近付いてくる足音
ジェヒョンのスタスタというものとは違ってやけにリズミカルだし、なんだか軽い
「あっ、お疲…あっ！！」
わたしたちの存在を認知したであろうその人は反射的にそう言いかけて
目が合うと、わたしもろとも止まった。
「……あ、この前の。お疲れ様です」
じょ、ジョンウさんだね？確か
ジェヒョンはお湯を求める人が来たのに気づいたのか左に体をずらすも、まっすぐわたしに向かってきた彼を見て頭の上に『？』を浮かべて、どこ行くんだという顔をしててかわいい
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「お疲れ様です！」
5階の人なのになんでここの給湯室へ？と思ったけどなんでそれ知ってんだ、となってしまうため何も言わない
「あっ、同じ階の人だったんですね」
ナイス演技
「いや、なんか5階の給湯器メンテ入ってて！」
ジェヒョンは相変わらず『？』顔のまま、まだここにいるのが面白い
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towa(プロフ) - ユユさん» ユユさん初めまして。コメントありがとうございます。主人公ではなくそっちのポジションで観察するんですね。ぜひ主人公にも感情移入していただけたら幸いですが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (
レス) id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
towa(プロフ) - こんぺんとさん» こんぺんとさん初めまして。コメントありがとうございます。癒しをテーマに作っていたのでそのお言葉がうれしいです。今後の展開はわたしにもわかっていませんが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (レス) @page42 id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
ユユ(プロフ) - ジョンウが可愛すぎます。。この3人の絡みを同じフロアから観察するモブになりたい人生です。 続き楽しみにしてます！！ (1月28日 15時) (レス) @page29 id: 58a0b3a17f (このIDを非表示/違反報告)
こんぺんと - 年下ジョンウくん癒やされます。たまにある少し大胆な発言どきっとします。今後の展開も楽しみにしています。 (1月24日 2時) (レス) @page29 id: b3efccfb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：towa
| 作成日時：2024年1月11日 21時
