不安を煽る ページ22
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水曜日。
総務部から、注文してた事務用品を受け取って、オフィスに戻るため階段を降りてるとジェヒョンとばったり
いつもはわたしが意味もなくとおせんぼして、ジェヒョンに軽く肩を当てられてすれ違うというコントをやるけど、今日は違って、階段をパソコン片手に昇ってきたジェヒョンが手すりに寄りかかってわたしをの行手を阻む
「え、何。何、怖っ！なんですか？」
「きみ俺がいないとこでなんか変なこと言ってない？」
「え？言ってないよ、ほんと」
「じゃあなんで俺がキムジョンウに彼女いないこと知らされんの」
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あーーーーーーありましたねそんなことすっかり忘れてました
え、だってあれはわたしが謝ろうとしたけどジェヒョンはかっこよく『俺Aの被害遭った覚えないから』って許してくれたじゃん
「いや〜…………なんでかなあ？てかそれは時効というか、いやごめん。ごめんなんだけど、ごめん」
「あの飲み物と謝罪は前金ってわけね」
「うん。もう言い訳しない。あのね、彼に彼女いるのか聞くのにテンパってつい…」
綺麗な顔をすこし歪めて、時計を一度ちらりと見やると、またわたしを斜めに見上げる
その角度良いと思う
「そんなことに俺を売らないの」
「うん、ごめんね」
「で、いたの？」
「いないらしい。ほんとかわかんないけど」
「まあそうだろうね」
「な……ジェヒョンがああいうのは彼女いるって偏見持ってたんじゃん」
「話したらなんとなくわかった」
「何が！」
「いやごめんそろそろそこ通して。打ち合わせ」
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しっしっと手を振って、迷惑そうにわたしをひょいと避けて階段を昇って見えなくなったジェヒョン
右側通行守ってたんですけど、というのは心の中に留めて、
話したらなんとなくわかったって、何？
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towa(プロフ) - ユユさん» ユユさん初めまして。コメントありがとうございます。主人公ではなくそっちのポジションで観察するんですね。ぜひ主人公にも感情移入していただけたら幸いですが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (
レス) id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
towa(プロフ) - こんぺんとさん» こんぺんとさん初めまして。コメントありがとうございます。癒しをテーマに作っていたのでそのお言葉がうれしいです。今後の展開はわたしにもわかっていませんが、引き続きよろしくお願いいたします。 (2月3日 23時) (レス) @page42 id: b3a9f00f0a (このIDを非表示/違反報告)
ユユ(プロフ) - ジョンウが可愛すぎます。。この3人の絡みを同じフロアから観察するモブになりたい人生です。 続き楽しみにしてます！！ (1月28日 15時) (レス) @page29 id: 58a0b3a17f (このIDを非表示/違反報告)
こんぺんと - 年下ジョンウくん癒やされます。たまにある少し大胆な発言どきっとします。今後の展開も楽しみにしています。 (1月24日 2時) (レス) @page29 id: b3efccfb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：towa
| 作成日時：2024年1月11日 21時
